JAC元評議員のKさんから思いもよらない依頼のメールが届いた。


12号に「北越雪譜、独語版・英語版の研究」を載せて頂いた。40年かけて翻訳したドイツ人女性、ローゼ・レッサさんの紹介である。


その1~長野県小谷温泉山田旅館にはローゼさんの記念室があり、展示していただきたいので一冊送付してほしいとのことであった。


その2~山梨県南アルプス市芦安山岳館で「南アルプス登山史を探る展」を開催中である。昭和22年44歳で病死したローゼさんの夫「高橋健治」も北岳バットレスの開拓者として取り上げられている。


夫の病気中に高橋家から離縁されたあと、けなげに生きたローゼさんも一緒に展示してあげたいという思いがある。との内容だった。


全く想定していない事だったが直ぐ送付した、お役に立ててうれしい。                        

ヨッピィのブログ-ローゼ・レッサ


1932年(昭和7年9月)北海道・登別、ローゼさん24才である。この帰途船の中で樺太の植物調査帰りの高橋健治と知り合う。(平成14年93才で死去、在日73年)