石川五右衛門名言 | TMMB

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石川や浜の真砂はつきるとも、世に盗人の種は尽きまじ

天下の大泥棒、石川五右衛門が釜茹での刑に処せられたときに詠んだ辞世の句。
1594年8月23日、五右衛門は京の三条河原で『この世の砂がなくなる日があったとしても、泥棒はいなくならないだろう』と悪事を働く者はいつの世も消えることがないと看破。
実際の五右衛門は徒党を組んで京で多くの人を殺し、金や物を奪った凶悪犯だったようで、伊賀で忍術を学んだとか権力に歯向かったような人物ではないらしい。華麗な大泥棒のイメージがついたのは江戸時代の歌舞伎や浄瑠璃で取り上げられ庶民に親しまれるようになったからだとか。
五右衛門が処刑されて400年以上たった今でも、世に盗人の種は尽きていない…!