実は今回の宮古島滞在で、妹は3泊4日で1.6キロ、私も2キロ近く増量していました。
宮古島のグルメは美味しいでぶなー。
ということで、宮古島で見つけた島の文化を紹介するシリーズ、まずはグルメ、島独特のパンをご紹介!
島のコンビニといえばファミリーマート(去年まであったココストアに替わって今は島ではファミマしかありません)ですが、そのどこへ行っても扱っている島のパンメーカーのパンたち。
その中でも、どこでも見かける、ひときわ異彩を放つパン、うずまきパン。
実は私これがかなり好物でして、ほぼほぼ毎日朝食で食べていました。
これは、うずを巻いたパンの中に砂糖じゃりじゃりのあまーいクリームを入れた、ロールケーキのパン版ともいえるもの。
島内のパンメーカーやベーカリーがこぞって販売しています。
富士パン(あのフジパンとは違う会社です)のうず巻きパン。
こちらは各スーパーやコンビニでよく見かけて手に入りやすいうずまきパンです。
富士パン
パンのやわらかさ★★★
クリームの甘さ★★★
手に入りやすさ★★★★★
そして、伊良部島は実はうず巻パンの聖地とも言える強力なパンメーカーがそろっており、土着のスーパー、下地スーパーでは、入り口近くにパンがどーんと。
初めてこのスーパーに行った時には、あまりパン事情に詳しくなく、二段目にある渡久山製パンのうず巻パンを買いました。
伊良部島には同じ名前の酒造がありますが、このパンも同じ経営者の方が運営しているようです。(http://www.awamori88.com/hpgen/HPB/entries/11.html)
こちらは伊良部島と空港で手に入ります。
渡久山製パン
パンのやわらかさ★★★
クリームの甘さ★★★
手に入りやすさ★★
その後、実はその下にある黄色のパッケージのまるそうのうず巻サンドが、コアなファンを持つ伝説的なパンという情報が入ったので、後日また伊良部島の同じスーパーへ訪れると…。
諦めきれず、島の別のスーパー、まるきスーパーへ行くと
あったー!やっぱり地元、伊良部島の自慢のまるそうパン、ありました。
このまるそうのうず巻サンド、他のものと違って、分厚く、しかもクリームがはみでています。
島の人はべたべたするのではしでいただくと聞いて、私もやってみました。
一口大に切って食べると食べやすいです(´﹃`)。
ここのはパンがハードタイプですこしパサつく感じがありました。
ラスクとか好きな人にはオススメ。
クリームは食べた中でも一番ストロング。砂糖で真っ白なクリームが硬く立っていました。
ちなみに奥に置いてある惣菜も、伊良部島の下地スーパーで買った物。「煮物」って買いてありましたが、しっかりラフテー(三枚肉?)入り。
そんな入手に奔走したまるそうのうずまきサンドですが、空港いったらめっちゃたくさん売ってるー!!
まるそううずまきサンド
パンのやわらかさ★
クリームの甘さ★★★★★
手に入りやすさ★★★★
他にも写真を撮り忘れましたが、JAのあたらす市場で買ったサンメリーさんや、地元のスーパーサンエーで買った太洋パンのうずまきパンもたべました。
サンメリー
パンのやわらかさ★★★
クリームの甘さ★★★
手に入りやすさ★★
太洋パン
パンのやわらかさ★
クリームの甘さ★★★
手に入りやすさ★★★★
私としては、パンのやわらかさとどこでも手にはいるアクセスの良さで、富士パンを食べることが多かったですね。
系統としては、
パン柔らかめロールの厚みは抑えめの富士パン系
パンハードめ、ロールの厚みあつめのまるそうパン系
に別れるのではと思いました。
こちらのサイトでもっと細かくうず巻きパン比較をやっているのでよかったらどうぞ。
「うず巻きパンの傾向を探る」
http://www.dee-okinawa.com/topics/2015/07/uzumaki.html
そんなうず巻きパンですが、うず巻きのモンスターとも呼べる代物が空港に鎮座していました。
「デカうず」パン!でかい!!!
まくらか!!
なんとココア味まで。
実はこのお店、空港内にある「砂山」という店なのですが、富士パン直営なのらしく、このデカうずパンはここでしか買えないようです。
お土産に迷った方はどうぞ。
でも一人で食べるのはオススメしませんよ!
そんなあまーい、うず巻きパン。
なぜにこんなに島内で浸透しているのだろうと思ったら、地元の人から聞くところによると、
昔島ではさとうきび畑で働く労働者の人がたくさんいた
屋外の作業で厳しい労働条件の元で、休憩の時間には高カロリーの甘い物をおやつにしていた
そこで食べられていたのが砂糖じゃりじゃりのうず巻パン
なのだそうです。
そうかー、そんな歴史があったのですね。
ハッΣ(゚□゚
ということは、このうず巻パン、ほとんどのパンにはカロリー表示がないので気にしなかったのですが、実はかなりのものなのでは。
そこで気になって、コンビニでカロリー表示のあるものだけでも調べてみました。
このゼブラパン。
間にはピーナツバターらしきものがサンドされています。
写真を撮り忘れてしまったのですが、このパンのカロリーは約570Kcal。
170円で!570Kcalとれるって!!!
効率良すぎでしょう!!
カロリーパフォーマンス(摂取できるカロリーを値段で割ったもの。値段に対する取れるカロリーの効率を表す。Madoka調べ)、略してCP高すぎでしょう!!!
なんて、思っていたら、さらなるカロリーモンスターを見つけてしまいました。
この一見ゆるいカエルのパッケージのなかよしパンハーフ。
664Kcal!!!
このパン一つで!?
ゼブラ<<<<<カエルじゃないですか!
ぐしけんパン…ゆるい雰囲気でなかなかパンチのきいたものをくりだしてきますね。
しかも、これハーフって、フルだと1000超えるんじゃないですか…。
すばらしい高CPです。
なかでもこの宮古島トライアスロンでいうとランの21.5キロの地点の保良(ぼら)にあるパン屋さんは、金土日しか営業していないのですが、昼頃には売り切れてしまうという大人気のパン屋さん。
室内の写真を撮り忘れてしまったので、外からのパンの姿でご容赦を。
この日は、10時過ぎに行ったのに、お目当てのちくわパンと蜜りんごパンが売り切れ!
なんとその前に団体さんがきてごっそりいかれてしまったらしいのです(-_-)。
ここのオーナーさんは、内地の出身の方なのですが、宮古島に移住して「暇になりすぎて、それまで全然やりたいと思っていなかったけど、パンをやりたくなって」、それで東京のパン屋さんに一年修行して、また帰ってきてこのお店を開いたそうです。
さすが、修行されただけあって、大人気&おいしかったー!。
カスタードオレンジパンが本当美味でした。
島の土着のメーカーのCP高い系のパンも、丁寧な作りの手作りパンも楽しめる宮古島なのです。
(おまけ。帰りのトランジットで寄った那覇市のパン屋で見たうず巻きパン。宮古島のに比べてなんだか佇まいが寂しい…。やっぱパンは宮古島!)