昨晩はベストフレンドのDさんと久々に会ったのだが、相変わらずの和製ハルクと言うか。知らない人が見たら肥満漢に過ぎない彼の出で立ちだが、実は力士ばりのインナーマッスルと人並外れた運動能力を備えているから恐ろしい。そんなフィジカルポテンシャルは室伏広治に匹敵すると、心から確信している。またさいとう・たかをと少女漫画を好む理解し難い趣向や、不意にかつてのピーターアーツを彷彿とさせる木こりファッションで登場したり。なんか会う度に、いちいちカルチャーショックを味わせてくれる存在。
そんな彼とはお互い仕事終わりに、カラオケ店で合流。運転があるからと、成人して始めて酒を飲まないカラオケを経験。なぜかパーティールームにも通され、
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それではいまいちテンションを上げきれないのではとの不安もあったが、なんのこたぁない通常運転の「ザ・ワールド」を展開。こちとらアニソンの一点張りに対して、Dは「哀戦士」や「創聖のアクエリオン」などで歩み寄りを示しつつ、急に「銭形平次」やレキシをブッ込んできて心を許させてくれない。そんなソウルの融合なき3時間の末にアリスの「チャンピョン」がセレクトされたのだが、これは完全に誘い水。かつては「俺たちこそアリスである」と意気込み、デュオの鍛錬を積んだりしたから。思わず立ち上がりべーやんのパートから入ってしまいたい衝動に突き動かされつつ、「しかし最後の最後でアニソン縛りを破られるのもなんかシャク」という駄々っ子マインドが勝り、勝手にソロを展開させておいてお終い。

その後俺の部屋で4時間ほど飲んでしまったが、立ち寄ったコンビニで菓子、アイス、チョコパイを甘い炭酸で流し込んでいたDの暴食を目の当たりにし、やっぱただのデブなのかも?と思いを改めそうになった。