後半は泣かされっ放し。
最終話のエンディング。「いちぬけ」の染み方がハンパじゃなかったなあ‥
「地獄少女」は当初思ってたホラーではなく、悲劇だ。もうこういうのは暫く御免被りたいと思ったほど、ジワジワ重かった作品。
総じて静かな世界観と展開だけど、喜怒哀楽は伝わってきて良し。でも生きるコトがテーマなのに、活力的でないというか生気の薄い雰囲気の一辺倒では、臨場感に欠けた印象も。あとは追い込みの展開が早過ぎた感も。
結局はハッピーエンドでもバッドエンドでもない虚無感のまま終わるのもテーマ上仕方ないとは言え、だったら地獄少女って作品自体なんなのさというカンジ。
しゅが美ちゃんは出番も多くハマり役とは思ったものの、やはり単調さが気にはなった。勿体無いない。
作品としては75点。