BPM84
「世界がもし明日終わるとして 残りの時間で何をする？」
君は少し考えた後に 「二人で海を見たいかな」
他愛のない話をして レンタルした映画は上の空
「結局観てないや」「私も観てなかった」「今度また借りて観ればいいか」
エンドロール流れる部屋 僕等初めてのキスをした
高鳴る鼓動が 何度も 何度も 胸を打つ
静まる部屋 いつの間にか映画は終わっていた
このまま いつまでも… なんて思ってたよ…
幾年も季節は過ぎて 君のいないこんな日々に
少しずつ慣れ始めたけど やっぱり独りは寂しいな…
あの日約束していた 映画を一人で観たけれど
涙が出るくらい 本当につまらなくて 僕はうずくまって泣いていた
エンドロール流れる部屋 僕は一人置き去りのまま…
そこに連れてってよ 何度も 何度も 君を呼ぶ
静まる部屋 いつの間にか映画は終わっていた
あの日に戻れたら… なんて思っちゃうよ…
いつか世界が終わる日に 二人で海を見に行こうか…
それも もう叶わないんだな… 全てが崩れ落ちて行く
エンドロールはもう流れない 画面は終わりを告げていた
君のとこに行こうなんて 何度も 何度も 考えちゃうよ
きっと 君はさ そんな僕を許さないよな…
どこにも行けなくて 僕は彷徨う
流れる日々 それでも忘れられないんだ
君との想い出が いくつも いくつも 溢れるよ
いつか僕も君のもとへ きっと行くから
その時はあの日のように 君の隣にいたいな…
二人ぼっちのエンドロール