東洋の悟りと、西洋最先端科学の先へ! | 5次元blog

東洋の悟りと、西洋最先端科学の先へ!

先日の記事でもお伝えしましたが、私たちの観測(認識)に依存しない、物理的実在の宇宙はありません。
今、私たちが見ているのは、“物理的実在としての宇宙”の姿ではなく、五感と脳によって認識された結果である“意識の宇宙”の姿です。


シンプルに言えば物質は無く、物質だと思う“意識”が有るだけなのです。
私たちは客観的な物理現象をみているのではなく、主観的な意識現象をみているのです。


しかし、本当に重要なことはこの先です。


「意識は実在するのか。」
結論から言えば、意識は実在しません。意識もまた認識に依存した結果なのです。


ですから物質も無く、意識も無い。
それでは真に実在するものとは、一体何なのでしょうか。
その実在する“何か”に対する答えこそ、私たち人類が求め続けてきた、“FINAL ANSWER”なのです。


洋の東西を問わず、それは真理と呼ばれてきましたが、大別すると意識宇宙へ働きかけることで真理を獲得しようとしてきた東洋と、物理宇宙へのアプローチにより答えを出そうとしてきた西洋との、追及過程の違いがあります。


真理に到達したと言われる釈迦や老子は、真理を「空」、「道」などと名づけていますが、私たちはそれを認識することは出来ません。
そして釈迦も老子も、真理を客観化し、誰にでも認識再現できるような理論化や体系化は出来ませんでした。
ですから主観的真理に留まってしまい、私たちは信じる以外に術が無く、とても真理に至ったとは言えません。


また超ヒモ理論やM理論など最先端科学は、物理現象や法則を高等数学で記述することによって、客観性や再現性を担保することには成功していますが、とても私たち一般人には理解し難く、なにより最終的な真理にたどり着いていません。


ですから“真理”とは常人にたどり着けるようなものではなく、長い時間をかけてほんの一握りの人だけが到達できる、究極のゴールであると思われています。
確かに今まではそうでしたが、状況は19年前のある“発見と発明”により一変したのです。


観術創始者であるNoh Jesu氏による、真理の構造の発見と、それを誰もが認識再現可能な“認識技術”の発明によって、釈迦や老子が到達した真理を、誰もが理解可能なレベルで伝達できるようになったのです。
それによって真理は究極のゴールではなく、人間機能を上昇させ、新しい繋がりの時代をスタートさせる教育へと変貌を遂げたのです。


物質も無く、意識も無い。真に実在する真理とは何か。
観術ではその“真理”を、最先端科学に即した精密な論理とイメージシミュレーションによってお伝えしています。

観術の4日間セミナーは、「意識の無意識化と無意識の意識化」を目的として構成されています。
意識の無意識化とは、私たちが今まで当たり前と思っていた「自分と自分の宇宙がある」という固定観念を、オールゼロ化することです。
信じるレベルではなく、明確な理解によって「自分と自分の宇宙がない」という境地へ行くことが出来るのです。
真実は「すべての存在を存在させ、意識の無意識化、無意識の意識化」を可能にする、究極の実在“ひとつの動き”だけがあるのです。

そして“ひとつの動き”の「構造、メカニズム、目的」によって、この宇宙が創られていることを理解することが、無意識の意識化です。
物理現象をすべて理解できたとしても、真理に至ることは出来ませんが、“ひとつの動き”が解ればすべてを理解することが出来るのです。


ゲーデルの「不完全性定理」は人間の知をどれだけ集積発展させても、形式論理体系による記述は証明不能な命題を永遠に内包し続けるため、完全体系構築は不可能であるとし「知の不完全性」を証明しました。
それは「知の完全性」を求めてきた追求段階にピリオドを打ちましたが、真理へ至る正しい追求方式を提示することは出来ませんでした。
ですから、今までの追求方式や探求方式ではどれだけ情熱を持って取り組んだとしても、真理に到達できないことは明らかなのです。
観術は上記を解った上で、代案を提示できるので「誰もが当たり前に必要な技術」として広がっていくことを、確信しています。


私たちはこの認識技術をお伝えすべく、19年間活動して来ました。多くの未熟もあり、誤解されることもありましたが、年々そのニーズは高まり、より広い分野の方々からの理解と支持を頂けていることを感じます。
多くの皆さんが観術へご興味を持っていただけることを、願っております。



追伸
私自身が受講生であったHITOTSU学公開講座は今月109回目を迎え、その内容は東洋哲学から最先端科学、そして未来社会の展望までと多岐にわたります。
今月は大川講師の「尊厳city構想」の最終回になります。誰も描いたことの無い未来都市の姿をぜひお聞きになってください。
HITOTSU学公開講座HP : http://tokyo.hitotsu.info/info/