我が家に女の子はいないから、これといってそれらしいことは特にしてこなかったけど…
季節ごとの行事も肌で感じることは、かねごんが大人になった時役に立つかなぁ…って思いまして。
もしかしたら、女の子のパパになるかも知れないし。
そういえばおかんが作ったちらし寿司をひな祭りで食べたなぁでもいいけど、そういえば！って事が教育なんだろうなぁとも思い、前日から材料を買って用意していた訳ですよ。
で、出来上がった晩御飯は…
まずは、ちらし寿司。
母が桃の節句で作ってくれていたものを思い出しながら…
手間かけて作ってくれてたんだぁ…って。自分でやってみてわかる有難み。
ハマグリは潮汁にしようかとも思っていたけど… 酒蒸しにしてしまった。
特売で買った鯛の活〆は塩焼きにして
菜の花のお浸し
なかなか今回のお浸しはよくできた。今までで１番だったかも！
あとは… お吸い物
ダーの帰宅が遅かったので、かねごんだけ先に食べさせて…
って食べてるのを見てなにか物足りない…
なんでだろ？
何が足りない？
？？？
あ、若竹煮作るの忘れてた…
ま、そんなこともあります。
晩御飯なに？って聞いて、ひな祭りだからちらし寿司っておかんに言われてさぁ
ひな祭り、俺関係ないし。
ちらし寿司かぁ…ってちょっと思ってたけど、ちらし寿司も美味しいねぇ！
ひな祭りには、ちらし寿司食べるものなの？
節分に豆みたいなもん？ っとかねごん。
雛人形を飾って、桃の花を飾って、白酒飲んだり、ちらし寿司とか縁起物でハマグリとかを食べて楽しむのが桃の節句なんだよ。
なんで桃？
そ、そこ？
桃の花が咲くころ平安時代はやってたんだよ。
旧暦だから、今でいうと４月ことになるのかなぁ…
予期せぬ質問攻めこんなことならちゃんと調べておけばよかったっとちょい焦り…
最初は平安貴族の遊びだったんだよねぇ。
平安貴族とか学校でならったでしょ？
藤原とか小野なんだっけ？そのあたりのこと？
ま、そうねぇ…
最初は、平安貴族の雛遊びだったらしいんだけど、そのうち紙で作った雛を流して災厄よけの守り雛として祀られる様になっって貴族たちが体の穢れをお祓いして健康と厄除を願うなんとかの節句が始まりとされていたんだと思う。
桃の花には魔除けの力があるって言われていたから、女の子が産まれたら桃の節句に雛人形を飾って、家族の皆で健やかな成長と災厄よけを願ってお祝いをするんだよ。今ではね。
っと、ありったけの知識を投入。
おかんも雛人形持ってるの？
じじとばばのことだから、だったらちゃんとお祝いしてもらってたんでしょ？
してもらってたし、雛人形もちゃんとじじん家にあるよ！
なんでじじん家？
一応、女なんだし飾ってもいいんじゃないの？
ばばぁになったら、飾っちゃダメとか？
親に向かってばばぁって…
ああ、御年を召されたらって言えばよかった？
雛人形がデカイのよ。
かわいそうだから飾ってあげたいんだけど。
４畳半に飾ったら人が入れないよ。
うちじゃ、大きくて飾れないからじじん家にある訳よ。
ああ…
じじとばばなら、ありうる話。
そのままじじん家で保管して頂いて…
雛人形ってみんなデカイの？
いや、今は天皇と皇后を表す男雛、女雛だけのとか、浮世絵を飾るとかそういうのもあるみたいよ。
へぇ～。
時代とともにお雛様も進化してるわけ。
江戸時代には、大きなお雛様は贅沢だから禁止ってときもあったみたいだし。
時代や状況にあわせてお雛様も移り変わってはいるんだよ。
ひな祭りでこんなにかねごんと話すとも思っておらず…
おかんの話が間違ってると困るから、あとでネットで調べてみたら？
そこまでは別にいいっしょ！
平安時代とか興味あんまりないし、戦国時代の前田とか織田とか伊達とか…
幕末の竜馬とかならまだ調べるかもしれないけどさぁ。
だって…
ありったけの引き出しを使ったら、疲れちゃった…
ダーの帰りを待って
特製カクテルで乾杯しました。
桜の花を入れてみて… 癒されカクテル
たまには、うちでカクテルもいいねぇ♪