日時:2015.4.7
目的地:極楽橋
約1年ぶりの旅路をしてまいりまして、かなり久しぶりに旅路を書いております。
今回の旅路は、2015年3月1日から順次ラッピングを施して走っている、黒こうや、赤こうや、紫こうやです。これは、弘法大師「空海」が西暦816年、高野山に真言密教の道場として開かれた高野山(総本山・金剛峰寺)が今年で開創1200年にあたるため、このような絢爛優雅な特別列車を期間限定で運行しています。(2016年2月末まで運行)
対象列車は、30000系2編成と31000系の1編成です。ダイヤによって特急りんかんとしても運行されております。
運行ダイヤは所定のダイヤ通りで、何色に当たるかは、南海電鉄さんに問い合わせないとわかりません。(もしかしたら教えられない場合もあると思います)
運行して早1ヶ月経ちますが、ようやく初めて乗れる機会がありましたので、実際に乗車してみました。
カラーリングは塗装ではなく、全てシール(ラッピング)で施されています。
やはり、2015年4月2日から2015年5月21日まで、50日間大法会が執り行われますので、この日は平日にも関わらず、特急こうやの約95%ほぼ満席でたいへん混雑しておりました。これが、土日祝はもっと混み合い、特急券はもうほぼ売り切れに近いと思います。
さらに、平日でも橋本~極楽橋間の各停は、2両増結して4両編成で運行しているダイヤもありました。~旅程~
難波(南海高野線)
9:00発
特急こうや・りんかん 1号・81号 高野山・極楽橋行き(後部特急りんかん81号は途中橋本で切り離し)
↓(0:43乗車)
橋本(南海高野線)
9:43着
それでは写真のほうをご覧くださいませ。
以上が、特急こうや 高野山開創1200年特別仕様列車の模様でした。
※シートは従来と同じで、枕カバーと、通路床にラッピングされてあります。特別に何かのノベライズが戴けたり、特急券が特別などのサービスはありません。おそらく、この車両は、今年の南海電車まつりの千代田工場直通列車に使用されるのは間違いないと思います。そして展示されるはずです。
次に、橋本から天空1号の旅です。
今回もまた、天空の事前予約はしていませんでした。でも2日前までには空席案内が「残りわずか」となっており、特急こうやが橋本駅に停車する前にホーム前方の天空乗車券引換所を通るので、車内から一度確認した。しかしながら、「当日券なし、満席」と書いていたのが見えた。でも、橋本駅にて3分間停車(前述の通り、切り離しのため)で聞くくらいの時間があったため、行き当たりばったり天空乗車券引換所で聞いてみた。そしたら、なんと、わずか残り3席空席が残っていた。(じゃあなぜ「満席」と提示するんだ!?)そして私は、乗車できるかどうかその時しかわからなかった天空1号に乗車することに成功した。もし天空に乗れなかったら、もう一度特急こうやに戻り、そのまま極楽橋まで行く予定でした。
橋本(南海高野線)
10:15発
天空 1号 高野山・極楽橋行き
↓(0:50乗車)
極楽橋(南海高野線)
11:05着
私は今回で天空に乗車するのは3度目で、説明は不要だと思いますが(以前の旅路をご参照ください)、3回目の目的は、「高野山開創1200年 記念大法会 記念乗車証」のノベライズが欲しかったためです。
これです。
「高野山は弘法大師空海が1200年前に真言密教の根本道場として開創された霊場です。
この乗車証は、今なお信仰の息づく聖地高野山で悠久の時を越え風雪に耐えてきた高野杉を使用しています。」
杉の紙で印刷されいるため、ものすごい杉の良い香りが漂います。数十秒触っていると、手にも香りがつくほど強い香りがします。私は、この乗車証を額に入れて飾っておこうと考えております。
それでは、写真ですが、この日は天気があまりよくなかったため、山には霧が発生しております。幻想的な風景をご覧くださいませ。
以上が、今回の黒こうや&天空 高野山開創1200年記念の旅路でした。
一応補足ですが、「高野山」という山はありません。あくまでも地名というか駅名というか「和歌山県伊都郡高野町」です。
※今回は、写真の説明は省略しました。
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