市川浩のギター談義 -3ページ目

2本目のFG-500


左が本日届きましたFG-500です。右は先々週買ったFG-500

たぶん左が72年、右は69年ではないかと思います。

左はぴかぴかですから音も青いです。トップもバックのハカランダも超きれいです。

69年のほうがトップの目が大きいです。アディロンダックだったりして(笑)

音は69年のほうがやさしいです。

いずれにしましても、バックのハカランダ単板は柾目でおます。すごっ。

FG-500バック&サイド


いっちゃんのギター談義でFG-500をまたもや(2本目)買う(買えないかもしれませんが)と書きましたが、そのハカランダの写真です。きれいです。

ハカランダがいいのではなく、高校の時に聴いていたヤマハの音にノスタルジーがあるのか、ヤカハが私のギターの基準なのか、このFG-500はマーチンよりもギブソン寄りの音だからなのか、どっちにしても、このギターの音は何十年ぶりかに私の心にとどいています。

これダメならFG-2000を考えています。

ほんと、ギター弾くのがこんなに楽しいのは久しぶりです。

Goo



アクティーの森に持ってゆくギターを探している。

1956年J-200が出た。

すぐ電話した。買う気まんまん。

むこうから「1件メールが入ってまして・・・」

われら不動産業界では、押さえたほうが勝ち。だって電話で交渉してるんだから。

でも、一方通行でも先に届いたメールが優先されるらしい。

まあ、いいや。

で、ショップを見ると・・埼玉。

そんまんまGooChanに電話。

さすが、こんのギターのことはご存知でした。

ということはcopiさんも知っている?

みんなはっきり言いましてすごい。

いろいろこのギターのこと話まして、ついでにアクティー計画話して。

数分でしたが楽しかったです。

GooChan朝からありがとうございました。

FG-500復活作戦-5



じゃーん。FG-500復活でーす。

届いたときとはかなり違うギターに変身しました。

で、音ですが、これがハカランダと言う感じです。昔FG-2000を弾かせていただいたことがありましたが、感触としてはほぼ同じです。

L-52も弾かせていただきましたが、ボディの厚みが違うので、音はほとんど違います。

oku-naraさんにハカランダD-28を弾かせていただいた音とよく似ています。

どちらかと言うと、マーチンよりもサスティーンは少なく、シャリーンという鈴のような音がします。ただひたすらきれいな音を追求したらこうなるのかという感じです。

THE-FGと比べますと、単音ではTHE-FGがきれいですが、ピッキングでは500でしょう。音が束になって出てくる感じです。

1弦から6弦までバランスが良く、全部ストレスなく鳴ります。

平たく言いますと、ハカランダマーチンD-28とギブソンJ-45の中間の音といった感じかな。

かなり気に入ってます。

同じ時期のハカランダモデルとして、1969年D-45ってどんな音がするんだろうと思います。

しかし、ハカランダがこんなにいい音するとはシラナンダ。お後がよろしいようで。

FG-500復活作戦-4




次にボディの大掃除。専用オイルを使います。

ちなみにボディの中もきれいにしました。掃除機も使いました。

かなりホコリがありましたね。

で、気が付いたのですが、FG-500ってサイドに力木が無いんですよ。げっ。THE-FGはあります。

このギターはサイドはハカダンダの合板ですが、強度があるから大丈夫なんでしょうね。

ちなみに、サイドはあんまり音に関係がないと、昔、本で読みましたがホントかしら。

FG-500復活作戦-3



ということで、ペグは復活。やっぱり赤ラベルはこのペグが似合うと思います。

FG-500復活作戦-2




ところがどっこい甘くない。付いていたペグがクルーソン。リングが大きい(左)。右がヤマハ。

で、リペアーマンいっちゃんとしましては、得意の分野です。この場合、リングの径を大きくするために、紙やすりを巻きます。私の経験ではこれが一番。台所用のアルミテープという声もありますが、紙やすりは腰があってずれない。そして木に近いということです。

これを巻いて大きくなった穴にきつくはめ込みます。

ちなみに、ざらざらの方をリング側にします。

FG-500復活作戦


FG-500を購入したが、ペグがオリジナルではなかった。だいたい、FG-350と500の高級機種(いい響き)のペグにはカバーが付いているのだが、だいたい壊れて、違うタイプに付け替えされているケースが多い。

このペグは復刻のTHE-FG用。たぶん当時の180と同じ形だと思う。

本当はカバーつきが欲しかったが、これはどこを探しても無理。

これで何とかオリジナルに近づけることが出来るかと楽しみです。

つづく。

上の部分です。


バックは60年代マーチンによく見られる独特なハカランダ。もち単板です。

トップはスプルース単板、指板とブリッジは黒檀、ネックはマホ。

ナット、サドルは牛骨。

届くのが楽しみです。ちなみにペグが壊れていますので、現在オリジナルを取り寄せ中です。

ハカランダGET!


ずーーーーーーーーっと欲しかったギターをついに買いました。

まだ届いてませんが、ハカランダです。

でもD-45ではありません。(まあ、見たら分かるわな。)

私にとっての生涯1本ギターのうちの1本です。(笑)

いままで何度となくチャレンジしてそれでも買えなかったんです。

憧れ続けたギターでした。

15日くらいには全容をお知らせすることが出来るかと思います。