交流 | 五郎丸孝士の「教学相長~きょうがくあいちょうず~」山口県周南市ではたらく社長のブログ

交流

最近の私は、沈思黙考することはあっても
他の人と議論を戦わすことは少なくなった・・・
・・・いや・・・無い!

若い頃は、男同士互いに人生観なり仕事ぶりなりについて、
周りのことなど気にも留めず、
口角泡を飛ばして大きな声で話したものだ。

今のような居酒屋やカラオケもない時代、
小さな小料理屋の狭い座敷に3・4人が集まり激論を交わした後は、
手拍子で歌を歌った。
中には軍歌を歌う者もいた。
(戦後生まれなのに・・・)

今になって思えばその頃の議論は大変有意義で、
当時、
「今後はこう生きたい!」
と言ったことを具現している者もいれば方向を変えた者もいる。
嬉しいことに挫折した者は一人もいない。

今の若い人は環境に恵まれ過ぎて逆に気の毒に思うことがある。
例えば・・・
カラオケが無い時代は人の歌にじっと耳を傾け、
必要ならば手拍子をする。
今の人は次の歌を探すことに夢中で仲間の歌など聞いてはおらず、
終わると大拍手。
当然、カラオケ店で激論なんかしないし、
するところでもない。

友人や同僚達のことをどこまで解っているのだろうか?
仕事ぶりを見たり、世間話をしたりしたくらいでは
人の心中はなかなか読み取れない。

また、心の丈を述べることは自分自身の精神衛生上、
大切なことだと思うが、
一体いつ、どこで消化しているのだろうか?
不思議だ。


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