だので、FC2のほうは名前も『礎』ではなく、『55政党 』に変更致しました。

私がブログを始めたのは 2007年1月21日... まあ約2年半スね。
ただの会社員が片手間でやってきた割には随分の進歩だと思います。

アメブロさんお世話になりました~
でわ~(T▽T;)/

言ってるそばから顔文字なんだが・・

正直、言ってる内容はかなりマジメだと思っている。
だからもうちょっと真剣な文体にしようと思う。

そうは言っても、この文体... こんな感じが至って自分のフツーだ。
んだので、FC2ブログでちょっと真剣な文体に挑戦してみようと思うわけです。

礎(いしずえ)
  ・・・と言います。

アメブロは、放置して消されてしまわない程度に触りに来ます。
でわ~
開いた口がふさがらない( ̄□ ̄;)ほど残念なニュースを見つけてしまった。

感染者に近づけばメールが届く 携帯電話で秋にも実験
***Asahi.com

①このような妄想が速攻でニュースに上がってくること自体に疑問を感じる。
私はメディア方面の活動など一切知らない。このような妄想が日々発表される場とかがあるんだろうか・・・。

②総務省が勝手に行うということは、これはあくまでも「国と地方の連携」「通信」「メディア」「安全管理」に関してということになる。追加景気対策が皆、各省庁それぞれの枠をはみださないような案に終始しているように・・ そのような発想が根底にあるハズだ。そこを考えるとき、これは感染症ってのはただのネタだっつうことになる。

だからこそなんだが・・
③そのようなあまりも想像力の欠如した案があがってくるんだろう。

●重大な感染症患者だとあらかじめ分かっている存在は、外をウロウロしていない。
●重大な感染症だと分かるには、既に医療機関で受診している。
●重大な感染症の何よりの問題点は、保菌者及びその感染症の存在が、知られずに動き回っている時にある。
●感染症などそっこら中にある。風邪だって感染症だ。重大なものでない(=受診しても平気で外を動き回れる)ものは、わざわざGPSで追う必要がない。

55が記事を読んで、すぐに書き始めている。
一般大衆が5秒で分かることを、国のお金と組織を使って、4大メジャーの報道機関から発表される....。

このようないくらなんでも浅はかな取り組みとは・・ これがホントは違う目的を持ってるからこそ、気付かないんだろう。
前項にて、雇用の大移動が重要という話しをしたが・・ 「現状で移動する先がないじゃないか!」と思う人もいるだろう。

それは「移動する先」というよりも、「起業する先」というほうが近い。
不況とは、次の産業が見えずに停滞することを言う。
過去の時代であれば、リスクを取って大儲けをする資本家が、勝負のタネを巻いている時期だったろう。

ところが・・ 現代は、資本家がリスクを取らないし、皆実は相対小口になっている。大勝負を打てる人は、実は相対優位で現実を動かすチカラも持っている。
流行りを作るんでなく、流行っているものに乗るだけなら・・・ じゃあ、このまま一生何も流行らなければ、その金はただの紙だ┐( ̄ヘ ̄)┌

ただ、そこを言ってもしょうがない。
安心できる小口をたくさん集め、それを政府が保証を付け、それを強力に運営していく人を雇う・・・ そんなタッグで現状を切り開くしかない。


現在就業している人は、皆自分の従事しているものがある。
ということは、職を移動しなければならない人は、①より一層拡大していく分野に乗るか ②新しく興されたものに乗る(or自分で興す)か しかない。

この部分において、現状でも(55でも)既に見えていることがある。
それは、大規模画一マーケットの弊害だ。

このような主張は、実は随分前から主張しているのだが・・
たとえば55は千葉県民だ。
大規模スーパーに売っているようなもので、微妙に違うものが欲しいとして・・・ んでも千葉はジャスコだらけだ。
しょうがないOo。。( ̄¬ ̄*) と帰ってネットで検索しても、売れ筋ばかりが検索上位にきて、何ページ検索しても、結局同じ商品ばかり見て回る始末だ。(あっと話し逸れるんだが... “SEO対策”これやめてくんないだろうか。人が検索したいもの“じゃないもの”ばかりヒットしてて完全に迷惑だ。)

たとえば、車でも携帯でもいんだが・・ 大規模戦略やコストを意識しすぎてパーツやデザインなどに小回りが利かないものも少なくない。要は、もうちょっと小口を拾うべく、改造していく存在が欲しい。これは各メーカーからのOEMだったりすればいいんだろう。
....まあ、とにかく、「小口マーケットを拾っていく事業者が欲しい」という話しだ。何産業が流行るか?ではない。

ネットと物流が進化している現代において、そのようなことは難しい話しではなくなっている。

また、そんな小口であるから、全体で云々話し合って出るものではない。つまり社会(政治)は、そんな小規模事業者をバックアップするくらいしかできないだろう。
55のルーティン巡回先ブログで、昨日は雇用方面の話題がやや厚くなっている。
その中で田信夫さんの5/2 の記事はフレクシキュリティ方面が再度取り上げられている。

フレクシキュリティは55妄想で考えてきた主張と一致する。
そんな方面から、再度考えてみたい。


55主張は、そりゃあシロウトの妄想であったので、シンプルだ。
・雇いやすくする(=解雇しやすくする)
・再出発しやすくする
.......と、これだけだ。

今日はそこに、【日本型雇用】【高等教育】【職業訓練】【学歴主義】のエッセンスを加えたい。

池田さんの記事では、
①終身雇用が実現されているのは一部の大企業だけ。
②終身雇用はむしろ社員間の競争を激化させ、組織しているデメリットがある。
というような特徴が挙げられているように・・ 現状は実際、そんなとこだろう。

55が考える雇用方面の本丸は、【学歴】にある。....と言っても、それは学歴信奉とは違う。
労働者保護陣営も計画統制主義者も共通して黙認する競争は、学歴獲得競争にある。

現状の秩序内において、真っ当な個人の努力によって自動的に「先約束」される仕組みが学歴獲得競争であり、そのような先約束を経ないで成り上がれるラインや存在を否定したいのが両陣営の(意図してはいないが)望んでいる社会だ。
怪しい弁舌家や悪事でお金をため込んできた人間・資本家(貴族)・・・ これらのような真っ当とは言えない(と思い込んでいる)人たちから社会権力orセクションを奪還し、そして維持していくことに正義があるからこそ、「平等!公平!安全!」などと言うクセに、学歴競争だけが黙認されている。

「先約束」獲得のための個人の努力を積んできた者は、「積んできた分だけ約束されていい」というワケだ。
・・・と、そこだけを読んでいく場合、何か気になる社会ではない。むしろ素晴らしいかのような社会観だ。

が、しかし.... それはより深刻な問題を連れてくるし、第一目的のために手段を選ばない行いであろう。
これは、結果の平等を結構大事に主張する割に・・ 一度どっかでつまずいたら、一生這いあがれないということを主張しているに等しい。それは「自分が失敗したんだからしょうがい┐( ̄ヘ ̄)┌」で済ませろというのか....。
ところが、学校の勉強という職業などない。どんな職業でも結局同じなんだが・・ そこで従事していく内容に対する努力が認められるベキで、学歴獲得競争的「先約束」の努力とは、本来その職業(事業活動)とはまったく関係がない。そんな関係のない競争がすべてを決めていい理由などないんだ。
第一、初等教育には塾の存在があること自体が一番の問題点だ。それを煽っていい人間性は何より深刻な残虐性だ。

学歴ピラミッドによる「先約束」主義が社会権力を握る世界観こそ、一番の病巣であるということ。


次に、職業訓練について。
高校・大学・専門・公機関自身には、実際に役に立つ職業訓練など行えない。
それは明白だ。それらに従事している人たちは、民間一般企業でまともに戦ってきた人などいない。
未来に役に立つことを事前に教えられる人は少ない。
たったの今まで積み上げられてきたものが、「標準化されてリレー可能になったもの」を社会が吸い上げ、そして変化(進化)し続けていく・・・ それには、現状でそのような道を成した人が協力していかなければならない。逆に言うと、箱(場所)を持っている機関が、それを活用していく方法さえ掴めれば、それは可能だということになる。

現状では、そのような一部のノウハウを獲得した方々がコンサルを自分で興している。が、実際には・・ 大したノウハウなどないところが多い。それは、「自分で興す」必要(動機)がまず最初にあるからで、素晴らしいノウハウを獲得したからではないからだろう。ノウハウとは、素晴らしければ素晴らしいほど・・ 深化しているわけで、つまり範囲が限られる。それを教えることを商売とするにはハナっから限界がある。産業つまり要求されるノウハウは移り変わる。同じノウハウで事業を続けられることのほうが奇跡だ。

つまり、就業→独立ではなく、就業→職業訓練という道があればいいという話しだ。(さらには、そんな講師はじきに自分のノウハウは使えなくなるから、次はその先の講師を探す人になればいい。)
一般企業をあまり知らないが、しかしかなり高等な主張をされる方々・・ そのような方々は「一般企業で戦ってきても大したノウハウなど持っていない。」と言うだろう。しかしそれは「特許並」の話しであって、ここで対象としているものとは関係がない。誰かが教えなきゃなんないとして・・ 通信方面を厚くしたいなら、通信方面に従事してきた人が一番ふさわしいのは言うまでもない。教え方のプロと、そのコンテンツのプロ.... それが連携すればいいという話しだ。教え方のプロとは、「箱」を持っている側のことだ。第一、それらは教育をする機関であり、まさか教え方のプロではないわけがないだろう。産業の中身は産業が持っている。自分らの雇用を守りたいだけならば、社会に存在している理由がない。
※仕組みにばかり注目が集まってしまうが、結局それは人間性の問題であり、人間性がどんな仕組みを採用するかを決め、そんな採用されている仕組みから人間性を知ることができる。・・・これが正しい社会観察だ。


2000年問題を前にした時代・・ そっこら中で、プログラマーが不足していた。時代もコンピューターの活動が拡大し、引き続きそっち方面の人手は拡大する。
もしここで、そっち方面が衰退したらどうなる.... そっち方面に従事していた人が余るということだ。
現状の雇用対策に、介護職を増やすというのがある。現在猛烈に増やしたとして・・・ 数十年後に猛烈に余ってしまうことは、今から既に見えている。

産業の移り変わりをコントロールすることはできない。(それは全世界価値観統制計画主義だ。ありえない。)
ということは、移り変わりに合わせて求められる職は変わっていく。もちろん、そのような雇用大移動が実現されなければ、その社会が衰退していくのは、中学生にだってわかる話しだ。
産業の移動(=雇用の移動)は回避できない。大事なのは、それをどう行うかであって、それを維持させようとする話しなど、話し合う意味すらなく、低度なものだ。
どう移っていくか・・・ そこを問うているのが、この職業訓練の話し。
そこを実現する社会が、次の時代のリーダーであることは疑いようがない。
資本主義の次に訪れている社会はそこにある。この場面において、時代を遡って行くのはどんな連中なのかは目に見えている。


※一部追加したい。自分で読んでて・・ 学歴だけが強調されてしまったように感じる。

「先約束」とは、自分の頭の中では資格制度も含むものだった。資格とは、従事してからの評価よりも、テストで先に約束されてしまう制度だ。
民間資格は大きな効力を持たない。ここで言うのは国家資格だ。
行政府は、皆の安心のためにも、資格制にして容易に監視統制下に置くことができる。そして多くの国家資格は、その動きは単体独立であるから特殊な形態の法人に移行させる。特殊な形態の法人は、国民の監視下から外れることが多い。
講習を受けるだけで取れるようなものも腐るほど存在する。それらは実質大したことないものではあるが、事業を行っていくうえでなくてはならない法制度になっており、これは特殊な法人に対して無条件に上納金を納めさせられているようなものだ。的屋の場代や繁華街で商売する際の治安を守るための上納金と何も変わらない。

以前から主張しているように・・ 「○○大学合格者数ランキング!」とかとにかく学歴を煽るような行動を繰り広げているのは、朝日と毎日が多い。もう影響力は弱まっているそうだが・・ 日教組とは教職員組合だ。労働者保護!陣営とは、そのように教育方面への繋がりが強い。


「安全・安心」を食い物にしている極悪非道な善人たちの繰り広げる世界観の拡大こそが、この項で主張したかったことだ。