2020年3月、虫垂炎で入院治療が必要だと言われた。
レントゲンの結果では、虫垂が腸に張り付くように映っており、尚且つ通常と比べて虫垂が長いようだとも言われた。
例年のリフレッシュ休暇先で、虫垂炎の痛みに襲われては嫌だなという想いから、思い切って待機的手術をすることにして、5月虫垂炎の待機的手術をして際、取り除いた虫垂からたまたま虫垂カルチノイドがみつかった。
細かい検査の結果、除去した虫垂から虫垂の表にまで病巣に侵された細胞が見つかった。
腹膜播種も疑われた。
もう、ガビーンです。
え?近いうちに死んじゃう系?
不安すぎて泣けない系~
予定では嫁が認知症になる家系だから、俺が施設に嫁の好きな食べ物持参したり
「毎日排便ないと不穏になるんです~」
っていう予定だった。
嫁の世話する人いねーじゃん!
甥がいるからいいのか?
でも、りょーくん(嫁が子供の頃から連れ添っているクマ)がボロボロで抱けない状態だったらどうしようっていう心配だったり、いや!死ぬていで考えたらその通りになるじゃん!って葛藤だったりで、泣くに泣けない変な状態のまま、取りあえず生きる為に、余計な物は専門の所で取ってもらって、そこから考えようって事だけ考えた。
実際取ってもらって、腹腔内を調べてもらって…目に見える物はないとか、専門的に長けている所なら…って可能性だけで、どうしても経験に長けている病院でのオペを希望して処置してもらった。
あれから3年経とうとしている。
徐々に腫瘍マーカーが微~妙にあがっている。
すご~く微妙にだけど。
癌ができる環境が自分の中にあって、全部取り切れているわけではないから、できるだけ見つかる時期、悪さをする時期を遅らせる事しかないと思っている。
お酒もタバコもやめられないし、仕事を時間で終わらせるために、自分の考え方とか仕事の進め方の修正もままなっていない。
いや、どうにかしろって話ですよね(汗)
もう人生の半分以上をてんてこ舞いのルーティンで過ごし、何とかなるさ~精神で生きてきたわけで。
完璧に生活習慣を直せるわけでもなく。
直した所で人生半分すごしてしまったわけで…
(北の国からの純のナレーション風でお願いします)
嫁とあちこちでかけて、この楽しみ方のペースといい、良き急いでいる感たっぷり。
このスタンスで楽しんでいるのは、虫垂カルチノイドが見つかる前からなんですが、これから先、どうなるかわからないので、人生これからも楽しもうと思います!
遅かれ早かれ、いつかは死んじゃうんで。
そのいつかがくるのは、できるだけ2人で楽しんでからにしたいので。
できるだけ我がままに生きちゃおうと思います。
それなりに悪い事もしてきたのにごめんなさい。
どうかみなさんも、人に迷惑がかかるからと思う事もあるでしょうけど、拘りは自分の中だけおさめて。その拘りをしなければ自分は死ぬのかどうか考えて、他人に多くを求めず楽しんで生きて下さい。
明日は我が身です。
いっぱい楽しんで、悔いのないよう楽しんで生きていきましょう!