本当に怒っています!!
無責任なライダーがいる事に、うんざりさせられます・・・
ベテランライダーのビギナーライダーへ対しての配慮が足りない事、自分アピールが大好きな幼稚なライダーが多い事に1人のバイク乗りとしてガッカリさせられます。
ベテランライダーはそれなりの技術と経験を持ち合わせています。
人より少し上手に走れる事は当たり前です。
しかし、バイクに乗り出したばかりのビギナーライダーには技術も経験も不足しています。
今回レッカーされてきたバイクは完全に「廃車」です。
フロントホイールは割れ、フロントフォークは大きく曲がり、フレームステム部分は車体側に入り込み、シートレールは目視で分かるほど曲がりねじれている。
以前もこのブログで書いたのですが、ベテランとビギナーとでは絶対的な技術、経験の差があります。
ベテランからしたら、曲がれる速度、コーナーでもビギナーにしたら曲がれない速度、コーナーだったりします。
また車両の違い排気量の違いから、曲がり方に違いがあったり、ブレーキのポイントが違ったり、同じようには曲がれない事など、多くのビギナーライダーは知識が乏しく理解できなのです。
今回はソロツーリングの際に出会い、ベテランライダーが声を掛け、帰る方向が同じという事でベテランライダーの先導で走る事となったようですが、ビギナーライダーからするとそのペースはとても速い速度だったのです。
怖いと思っても、一緒に走っているので迷惑を掛けてはいけないと無理な運転になり、ガードレールに激突。
幸いにもビギナーライダーさんは打撲程度の軽傷でしたが、大切なバイクは廃車・・・・
けして全てがベテランライダーが悪いと言いません。
怖いと思えば、自分の技量を越える走りをしなければ良いのですが、それでもビギナーライダーはベテランライダーへ「気」を使ってしまうのです。
「ゆっくり走って遅れて迷惑を掛けてはいけない」
と、普通に考えればベテランライダーがビギナーライダーへ気を使い配慮するのが当たり前のはずです。
「この速度で大丈夫か?」
「ペースは速くないか?」
「連続走行時間は長くないか?」
「この先、カーブがキツイけど曲がれるか?」
もっともっと気を使う事は沢山あります。
今回の事故はベテランライダーが注意を払っていれば回避出来た事故です。
これは断言させて頂きます!!
ベテランライダーと言うのも嫌になる、このライダーはただの自己アピールライダーだ。
むしろ、この自己アピールライダーと一緒に走らなければ、こんな事故は起こらなかった事でしょう。
ペースも考えずに少し走れるからと、ベテラン気取りの自分アピールをする。
しょうもない幼稚なライダーです。
バイクで走れる事を主張したければサーキットでのレースやジムカーナの競技をして一番を取れば良い事です。
誰もが認めてくれますよ。
誰が見ても一番と分かりますし、良い自己アピールの場だと思います。
サーキットや競技には興味が無いと言うならば、迷惑ではありますが一人で勝手にどこかで走っていればいいこと。
人の前で飛ばす事は結局、人より走れる事をアピールしたいだけではないか。
ビギナーライダーへ、共に走るライダー、仲間に配慮できない人は1人で勝手に走り続けて自己陶酔していればいい。
事故のあと、この自己アピールライダーはバイクに少し詳しいと言っていたようで
「ホイールとステップを中古で買いバイクショップに持ち込めば安く直せる」
バイクに詳しい素振りをするのは辞めてください。
公道でバイクが転倒すれば、前回りの破損がほとんどです。
そうそう、前回りの程度の良い中古部品は存在しません。
そもそも車体の状態を見て廃車と分からないなんて、何がバイクにちょっと詳しいだ?
このライダーはただの素人だ。
無責任な言動、対応に本当に頭にきます。
「直る」この言葉を信じ、店に電話しバイクを託したビギナーライダーさんは
「またこのバイクで走れる」
そう、希望を持ったのです。
この希望を打ち砕く現実を告げるバイクショップの身にもなって欲しいものだ。
どれ程言いにくく希望を持った分、直せない現実を突きつけられ、バイクから降りてしまう人も多いのです。
そのキズ付いた心から「またバイクに乗ろう」と思える様に、どう話したらよいか?
こんな事を考えながら直せない事実を話した事など一度もないでしょう。
ただただ、自分の浅はかな考えで走った責任を和らげ、その場の重い空気を換える為の言い逃れの適当な対応・・・本当に無責任で、こんなライダーがいる事が嫌になります。
バイクを直せない事実を知り、ビギナーライダーさんがどれ程、電話で泣き、来店し直せない愛車を見て愛車を撫でながら泣いたか・・・・
そんな事はこの先導したライダーは、今頃素知らぬ顔で無責任に過ごしているのでしょう。
これほどまでに怒りが込み上げる事は久しぶりです。
これが、今回の出来事で起こったバイクの状態です。
自己アピールの独りよがりのな走りが招いた結果がこのバイクの状態です。
ビギナーライダーさんに大きなケガも無く、命があるから良かったですが、もしあなたの先導で事故が起き、大きなケガ、最悪命を落としたら、どう責任をとるのだ?
ベテランならベテランらしい立ち振る舞い方があります。
ツーリング先で出会い人を誘い共に走るのもかまいませんが、互いにどれ程の技量、経験があるか分からないのですから、それなりの配慮が必要なのです。
少し走れる、しょうもない自分アピールなど不要です。
ベテランライダーはベテランらしく、走り始めたビギナーライダーへお手本になる見本になる走り方、今までの経験から安全に走れる方法と楽しく走る事を伝える事が当たり前でしょう。
バイクショップを営む身からすればベテランライダーも大切ではありますが、それでも俺はベテランよりも、バイクの世界の入り口に立ったビギナーさんが大切だと考えています。
ビギナーライダーさんが走り、ベテランにならなければ、良く耳にする「後継者不足」と同じ事がバイクの世界にも起こります。
と言うよりも、既に起こっています。
共に走り、共にバイクの素晴らしさを共有できる仲間を増やす為にも、ビギナーライダーさんを大切に、気を使い配慮をし間違っている事は正し育ててあげてください。
最後に全てのライダーへ
怖い時にアクセルを緩める事が出来なければ、命に関わります。
アクセルを緩める事は恥ずかしい事ではありません。
どんなにゆっくりな速度でも怖ければ、アクセルを緩めてください。
ゆっくり走り、文句を言うような人は、ライダーではありません、気にしないでください。
あなたの身体が、命が一番大切なのですから。
人の速度に釣られて走る事は必要ありません。
そして、どんなスペシャルな技術を持ち合わせていても、突然のイレギュラーは起こります。
技術だけで回避するにも限界があります。
一番大事なのは、アクセルを握るあなたの「自制心」です。
バイク人生、あたなの愛車と共に、あなたの速度で長い歩みを進めてください。