月初にご質問をいただいていたのですが、お答えするのがこんなに遅くに…
大変失礼いたしました。
中学受験を考えてらっしゃる親御様、たくさんいらっしゃるかと思います。
頂いたご質問を引用しながらお答えして参ります。
【国語力というのはどのように伸ばしていったら良いですか？】
まず、国語力って何なん？ ってことからお答えしますと、ずばり。
国語力 ＝ 誰かが日本語で表現している内容を理解できる
これですよね。
誰かっていうのは、人でもいいし、駅とかの放送でもいいし、本や新聞なんかの読み物でもいい。
そこで使われている日本語を、「正しく」理解できるかどうか、です。
そのために必要なことをどうやって勉強していくか。
です。
ですから、小学生とかになって、「問題集的な教材を解くだけ」っていうのは、あんまり有効ではないです。
紙のテキストでも、タブレットでも同じ。
じゃあ何をやったらいいか。
①使われている文字をできる限り多く覚える
②使われている言葉をできるだけ多く覚える
③文章をたくさん読んで意味を考える
プラスアップとして、
④使いこなせているかを教材などを使って試す
なんですね。
でも、多くの塾だったり教材だったりは、④ばかりになっていて、①～③がおろそかだと思います。
どこぞのカリスマ国語教師なんざ、やれ、「結論は一番後ろにあるもんだ」だの、「『なぜならば』の後が大事だ」だの、小手先のテクニックばかりを教えてるんです。
親御さんも④の結果ばかり気にして、一喜一憂しますしね。
そうじゃないだろう！ もっと前の段階を伸ばさんとダメだろう！
って思います。
では、どうやって①～③を伸ばすかというと、
・漢字の読み書き
・色々な言葉（熟語・ことわざ慣用句等々）を知る
・たくさんの読み物を読む
・親子の対話
です。
具体的には、漢字のテキストで漢字練習したり、ことば遊びの本やゲームをしたり、方法はお子さんの特性に合わせたものをセレクトすればいいと思います。
加えて、出来る限り大事にしてほしいのは、「親子の対話」です。
よろしいですか？
「対話」ですよ。「会話」ではなく「対話」。
子どもさんって、好きなこと、興味のあることは饒舌になりますよね。たくさんお話をすると思うのですが、それを聞くだけだと単なる会話の段階でしかないのです。
お子さんのお話を聞いて、「それってこういう意味でいいのかな？」と、親御さんの言葉で意味の確認をしてください。
お子さんは、言葉の数が少ないので、親御さんが意図した内容と違った返しが来ることも多いと思います。
それでいいので、「そっかそっかーそーなんだ～」と、対話を楽しく行うのがポイントです。
よろしいですか？
楽しく行う
のですよ。
楽しくやらないとダメです。
親御さんは、「子どもの言っていることに対し、否定の言葉を使わずに自分の意見を伝えるゲーム」だと思ってやってください。
「それはこういもんだ」なんていうマウント取り発言はいらないので、教えてやるモードに陥りやすいお父さんタイプの親御さんは気を付けてくださいね。
お子さんの国語力を伸ばすより、偉そうな自分が好きっていうことになりますからね。
それから、国語力を伸ばす近道が１つだけあり、ここが一番大事なのですが、それは「西大宮ゼミナールに通わせる」です。（←ずうずうしいな）
以上になります。
ここまででだいぶ長くなってしまいましたので、
・中高一貫校に通わせるメリットとして子供にはどのように伝えますか？
・公立中高一貫と私立中高一貫はどの程度授業料の差がありますか？
の２つは、近々に書きますね。
別のご連絡です。
インスタライブで、隔週火曜日に、卒塾生に話を聴くトークライブをしています。
本日5/21(火)21：30からのインスタライブは、
「声優を目指したい」
叶うのが難しい夢のロードマップの描き方と歩き方
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コメントで質問をいただければ、その場でお答えもしますので、皆さま、よろしければぜひ、ご視聴くださいませ。
塾講師歴そろそろ30年の女性塾長です。
特殊と言われる埼玉県の中学受験、高校受験について、聞きたいこと、知りたいことがありましたら、コメントやDMでお知らせください。
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