明日の午前1時、SOCHIオリンピックの開会式が始まります。その開会式に先立ち、新種目のフィギアスケートの団体戦が始まりました。そのトップバッターとして、羽生選手が登場。容姿端麗な彼が、どんな滑りを見せてくれるか。

 結果は、予想通りでした。彼は少しも臆することなく、見事な滑りを見せてくれました。叩き出した点数は、自己が持つ世界最高得点に近い97.98。3度の五輪メダルを手にしているプルシェンコ(2位)や世界選手権3連覇中のパトリック・チャン(3位)を抑えての1位となりました。

 この調子で、後に続く日本人選手も、思いっきり滑ってほしいと思います。

 フィギアスケートは、個人競技のみでしたが、団体戦が種目に加わったことで、新たな楽しみが増えました。自らだけのために滑るのではなく、チーム日本のために滑る。そこから生まれる、新たなドラマが見たいです。