デザインとアートの違い

とりわけ日本では混同されている感じだけど、
海外でもアートとデザインの違いにいろいろ意見があるみたい。

The Difference Between Art and Design




いちばんオモシロい意見としては、

"Some designers consider themselves artists, but few artists consider themselves designers."

つまり、「自分自身をアーティストと考えるデザイナーはいるけど、自分自身をデザイナーと考えるアーティストはほとんどいない」ってこと。

確かにねー。アーティストって言うと何となくカッコ良く聞こえるし、言われてまんざらでもないのかも。



あとは、

"Good Art Inspires. Good Design Motivates."

これは的確な言葉だと思う。


アーティストは自分の思いを共有するために作品を作って、
作品を見た人はそこから学んだりインスピレーションを受けたりする。

逆に、デザイナーは見る人のモチベーションを上げるために作品を作る。
例えば購買意欲だったり。



ちなみに個人的には、レオナルドダビンチは"アーティスト"ではないと思う。
というか、１９世紀以前のアーティストと呼ばれる人は基本的に
全てデザイナーだと思う。

彼らは王様やパトロンから雇われて絵を描いているワケだし、
自分の思いを共有するなんてほとんどないよね。



本題に戻るけど、他に気になった意見は、

"Good Art Is a Talent. Good Design Is a Skill."
（良いアートは才能で、良いデザインは技術）

確かにそうなのかも。
デッサンを鍛えたり、カラーリングを学んで
良いデザインはできても、必ずしも良いアートはできないよねー。