GOLDMUND Mimesis 28ME | 禁断のKRELL

禁断のKRELL

ハイエンドオーディオやヴィンテージオーディオを語っていきます。



GOLDMUND Mimesis 28ME 2003年 スイス ¥1,598,400




―GOLDMUNDの魔術―




98年発売のオリジナル機Mimesis 28、二代目28EVOを経て登場した最終形、
Mimesis 28ME (ミレニアム・エヴォリューション) モデル。起動時における
電光表示が加わり、VUを経て位相補正コンデンサーを追加した発振対策がなされた。
最新回路モジュールのJOB4サーキットを搭載し、S/Nと透明度を磨き上げ、
一層の高度な空間表現力を実現。異種金属を巧みに融合されたハイブリッド
シャーシを含め、メカニカル・グラウンディング、MOS-FET出力段を搭載。
カーボン板とメタクリレートを貼り合せた天板はEVOモデルから継承している。




圧倒的に音離れが良く、上下に高く屹立し、左右に思い切り翼を広げたような
広大な空間構築力に驚かされる。
清澄なクリアーさがあり、周波数帯域も非常に広く
バランスもいい。現代アンプとして超高性能であり、
透明度はきわめて高く、
してハイスピード。ムンドのクールで知的な美意識が、優雅に空間を支配下に収める。
ML後期型のレビンソンのプリとの組み合わせでは低域が想像より雄大ですが、
肩肘の張った誇張された表現はなく、音楽をあくまで自然に鳴らします。
パーカッションのソノリティは大変な美しさで、リアリティには特筆すべき優位性がある。
演奏の微細なニュアンスを細大漏らさずに伝える能力は類稀なものであり、
他にはないと云える。
「声楽」はエキゾチックで妖しい魅力、滑らかにうねるような
肉声の表現力が、
リキッドに心地よく肌にまとわりつくような空気感で描かれて
蠱惑的だ。ホロスコープのような精密な音像定位に、三次元的な
立体感のある音像が浮かび上がる見事さには思わず溜息が漏れる。
まるでゴールドムンドの魔法に掛けられてしまったかのようだ。


再生動画





オーディオ評論家の傅信幸先生が Mimesis28をB&Wノーチラスのドライブアンプとして
以前使っておられました。傅先生は女性ボーカルやPOPSを好んで聴かれる方です。
ゴールドムンドは近年非常に高価な物になったので現在はジェフロウランドに交換されておられます。

また同じく評論家の朝沼予史宏先生がJBL K2 S7500の最後のドライブアンプとして
GOLDMUND SR3 という下位モデルを全帯域に使われていた事実もございます。



本機の性能を本領発揮させるためには電源環境を整える必要がある。
セッティングの影響力はいうまでもなく大きく、組み合わせるプリに
合わせて接地とフローティングが背面のトグルスイッチで変更できる。
いずれかは聴感で決めてほしい。ゴールドムンドのパワーアンプは
発振対策のために3P電源ケーブルは2Pに変換して使用しないとヒートシンクが
異常発熱を起こしたり、アンプを破損したりする危険性があるので注意です。




※ GOLDMUND Mimesis 28MEを316,000円でお譲りします。過去日本で
一番安い売却価格だと言って過言ではないと思います。(送料全国2,000円)

ステラヴォックスジャパン正規品 (ゴールドムンドジャパンに保守は引き継ぎされています)


2014年秋にゴールドムンドジャパンにてメンテナンス済みなので
安心してお使い頂けます。



付属品 GOLDMUND Mimesis 28ME パワーアンプ本体 電源ケーブル
(3P→2P変換プラグ付き)メンテナンス証明書 日本語取扱い説明書
各種注意書き(ペラ) 専用箱


動作・音質・外観の程度非常に良好な極上美品です。(無傷)

本当に素晴らしいアンプですが、当方の都合上惜譲致します。





詳しくはコチラのメールアドレスまでご一報下さい。
ブログ記事にコメント残して頂いても構いません。

※ にて 自宅試聴可・手渡し歓迎します。


※ 売約済み