帰り道道路の横に白いものが動いている。
車を止めてそばまで行くと、白い子猫だった。
すぐにかかりつけの動物病院に電話先生は一つも嫌がらず、
すぐに連れてきてくださいと言う。子猫を抱きかかえてUターンした。動物病院に着くまで15分。
子猫は苦しそうに息をしている。
動物病院に着くと先生は待っていてくれた。
内臓破裂他に骨折も見られるとのこと。
先生の診断
生き物だから100%駄目と言うことはない。でも生存確率は1%もないと思います。
わかりました。先生安楽死をお願い出来ますか。
先生が注射を子猫に打った。
静かに子猫の息が引いていった。
悔しくて
情けなくて
涙がでた。
先生は料金をとらなかった。
またその心粋に
新たに涙が湧いた。
帰って来て深夜の埋葬。
心が寒い。
一体何度こういう涙を流せばいいのか。
子猫ちゃん
ごめんなさい。
痛かったよね。
安らかに眠ってください。合掌