18時6分。
開演のSE「扉」。ようこそ、「ヘッドフォンチルドレンツアー~産声チェインソー~」へ。
こんな風に聴こえた。
真後ろにいたカップルの男叫ぶ。「ワァアアアアアアア」
銀杏BOYZの「青春時代」じゃないんだから。
そういえば、銀杏のツアーT(水色)らしきものを着ていて、突っ込まれているやつがいました。
何にでも突っ込むのは、やはり関西だからかな、と思わず失笑してしまいました…
1.扉
扉をひらいたーら まーた次の扉…
ノりは緩やか。
2.運命複雑骨折
このあたり、前と同じだったからあまりまだノれませんでした。
まだ序盤だったからか…
3.墓石フィーバー
前(神戸に行った時)はこれ、確か4曲目でした。
正しいアルバムの曲順に戻り、前の方の客は、「賽の河原(=なんばHatch)で踊りまくる亡霊」になっていました。
その彼らが「あ、北斎」ように見えました。
「運命複雑骨折」でも「墓石フィーバー」でも、山田さんと栄純さんの動きがカッコよかったです。
「墓石フィーバー」の時は銀光り点滅し続けるの照明の中、パントマイムのような、ディレイ効果というか無造作な動きがリアルでした。
ちなみに、ボクは賽の河原の後ろのほうで、じっくり見ました。
大きなライブハウスでは、ステージ一面が見える、いいポジションで見てみたかったからです。
前回暴れたから今回はいいや、というのもありましたが・・・
4.コバルトブルー
ようやくノれてきました。
理由は、前もこの広い口の中で、でこの曲を聴いたから。
それだけではないんですけどね。
MC。
「大阪の皆さん、こんばんは」
松田さん。
まだ滑っていませんでしたが、やはり後に滑るわけで…(笑)
MCの後、
「ジャージャッ ジャージャツ」
というライブバージョンの前奏から繋がったのは、待ち望んでいたあの曲。
この時、既に鳥肌が立っていました。
5.幸福な亡骸
目頭が、熱くなりました。
コンタクトで目が乾いていなければ、きっと涙がこぼれていたと思います。
そして、この衝動が響く時は、一度ならず二度訪れます。
6.雨
秋の枯木みたいな黒い、舞台下手のカーテンに映った背景照明を背に、歌う山田さん。
この曲はライブで聴いたことがなかったので、独特な空気を感じました。
光舟さんのベースがこれまでのと違い、ドラムンベースみたいでした。
山田さんの情熱が、後ろまでも伝わってきました。
7.夢の花
アコースティックギターを持ち、歌う山田さん。
ここで改めて、この日、彼の喉が不調なのがわかってしまいました。
最後の「ディドゥディダッダダ」の部分を、歌っていなかったからです。
前半戦は、このあたりで。
後半は、シングルラッシュでした。
とその前に、栄純さんの愉快なMCが待っているんですが…