生地の豆知識@サッカー編 | 北極しろくま堂 神戸店のトアロードほっこり通信

生地の豆知識@サッカー編

本日の「しろくま@豆知識」は「サッカー」についてです。


‘サッカー’と言ってもスポーツのサッカーではありません。

生地の種類に‘サッカー’っていう生地があるんです!!


北極しろくま堂でも最近サッカー生地の商品を

企画して販売しているのですが、なぜ‘サッカー’がスリングにいいのか!?

また、‘サッカー’とは何ぞや!?と言う質問に簡単にお答え致します。


まず、サッカーの特徴は2つ。

1つ目は涼しい。。。

2つ目はノーアイロンでOK。。。

夏場の主婦にとってサッカーは最高の素材なんですよ!!

夏場のアイロンはほんと熱いですからね!


では、なぜサッカーが涼しくてノーアイロンなのかと言うと

サッカーは生地のタテ方向に凸凹のあるシワ部分と平らな部分とで

構成されている織物なので、生地と肌との接地面が少なくなり、

その為、生地が肌に張り付きにくいので清涼感が生まれるんです。

アイロンに関しては、もともと生地が凸凹な為、必要がないんです。


北極しろくま堂では以上のような特徴を踏まえた上で、

十分な強度を持たせたオリジナルのサッカー生地を

別注で作っているんですよ~。


これからの季節、お母さんにとって最高なサッカー生地は

赤ちゃんにとっても最高なんですよね~(-^□^-)


ちなみに↓↓↓こちらがオリジナルのサッカー生地を使用したスリングです。


涼し~な~


ノーアイロン最高です


ちなみに、サッカーの語源は諸説あるのですが、

よく聞く説をご紹介すると、もともとインド原産の麻織物で

作られていた凹凸のあるシワシワ生地を見たペルシャ人が

“シルシャッカル”(shirushakar )と言い出したそうなんです。

その“シルシャッカル”(shirushakar )の意味はと言うと

「ミルクと砂糖」・・・

すみません・・・

なぜ、「ミルクと砂糖」なのかはわからないんです・・・


肝心なところなのに分からなくてすみません・・・

どなたか真相を教えていただければ幸いです。


ともかく、この“シルシャッカル“が後に

“シアサッカー”(seersucker)→サッカーになったと言われています。


サッカーは本当に涼しくて機能的、肌触りが最高なので

スリングにはもってこいなんですよ~!

最後に豆知識の豆知識を1つご紹介。


サッカーには大きく分けて2つのサッカーがあります。


1つ目はシワの落ちない「本サッカー」

2つ目はシワが徐々に落ちてしまう「後加工サッカー」


ちなみに、北極しろくま堂のサッカーは「本サッカー」で

何年使用していただいても、

どれだけ洗濯して頂いても、

全くといってもいいほどシワは落ちません!

手前味噌ですが、超高品質なんです(´0ノ`*)


「本サッカー」は製織の段階でシワを形成する織組織を

構成していくのでシワが落ちません。


一方、「後加工サッカー」は苛性ソーダ等により、

製織後にシワをつけるので、使用状況や

洗濯回数によりシワが落ちてしまうんです。


先染めと後染めみたいなもんですね~。

先染めと後染めに関しては、また後ほどご説明させて頂くと

しますねp(^-^)q


最後になりますが、“シルシャッカル“に関する知識をお持ちの方!!

ぜひ、6プチにご教授くださいませ!!

宜しくお願い致します~f^_^;