2007/12/10 | A.F.MOBILESUIT

2007/12/10

えっ?ほんとに.jpg
―U.C.0079.11.10―シュバルツェ少尉達が居た場所から約20㎞程東南の場所は激戦区であった。ヒュッケンフェルト曹長が駆るドムはその機動性能のおかげで敵の攻撃は何とかかわしていた。 ―「ったく次から次と連邦もかなり本気だ!油断したら殺られる!」 少尉達はこっちに向かっているはずだ。 ―無論。生きていればだが
―簡単に死ぬはずがない。何とか持ちこたえなければ。 連邦軍のモビルスーツは量座型とはいえ今までとは乗っている人間が違う。戦い方を知っている。友軍の機体が撃破されるのが視界に入ってくる 「―っっく!」弾薬もそう多いわけではない。焦燥感がつのる。 オデッサの空は赤く燃えていた―