おかげさまで お!かべ新聞 

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岡部高嗣(たかし)公式ブログ
パーソナルモチベーターとして大切な人を幸せに導きたい。
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温もり

【第20回】新聞配達に関するエッセーコンテスト 入賞作品集 『ふれあいの詩』私からあなたへ届けたい新聞とまごころ (一般社団法人 日本新聞協会)が届きました。尾木ママこと尾木直樹さんが特別審査員として言葉を寄せています。

新聞配達とは、人々の「温もり」であり、リアルな生活感あふれる「ドラマ」なんだと実感しました。どの作品にも、まるで一編の短編小説のような現実が、さりげなく描かれています。個別配達だからこそ、日常生活における人と人、親と子、家族同士の結びつきを強めているのでしょう。さらには、何人もの心強い配り手てを日々送り出す“地域の安心基地”となっていることが、それぞれの応募作品を通して十分に伝わってきます。
どんなにデジタル情報機器が発達しても、“不便”で“面倒”の多い新聞は、配達員の皆さんの“て”を通して、リアルに読者に運ばれなければならない。その意味と意義が、これほど鮮明に浮き彫りにされた作品群も珍しいのではないでしようか。

《最優秀賞「中学生・高校生部門」》
『一日が始まる合図』
日野はるか(16歳) 宮城県気仙沼市

震災数週間後の静かな町。
早く目が覚めてしまった私は布団の中で考えごとをしていました。学校に行きたい。友達に会いたい。早く元の生活に戻りたい。そんなことを考えていると、いつの間にか泣いていました。
その時、なんだが聞き覚えのある音が近づいてきました。新聞配達のバイクの音です。
この音が聞こえると、母は起きて家族のお弁当や朝ごはんを作り始めます。そこから私の家の一日が始まるのです。バイクの音は、母が準備を始める合図でした。この音があるからこそ一日が始まり、家族の日常を取り戻せることに、その日初めて気付きました。バイクの音が聞こえることも幸せな日常だったのです。
あれから二年の年月がたちましたが、バイクの音は休むことなく毎朝聞こえてきます。そして今日もまた、バイクの音を合図に家族の日常が始まるのです。

[参考]日本の新聞の発行部数は約4,777万部。そのうちおおよそ4,536万部(94.9%)の新聞が、約36万8,000人の販売所従業員によって毎日、読者の手元まで個別配達されています。
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《取材依頼》

趣味の作品展を開催するから新聞に載せて欲しいと地元の方から要望があっても必ず記事になるとはかぎらない。なぜなら、「地方版」には紙面に限りがあるから。事件事故、行政や自治体や学校、経済や商売など地元に関わること全てを網羅しなければならないため、いわゆるボツになる原稿も多い。

紙面に掲載されるまでの流れとしては、販売店から報道部に依頼をすると、デスクが記者を現場に派遣する。できあがった原稿と写真を電送し、整理が「見出し」や記事の大きさを考えて割り付けをして完成する。多くの人がチエックしたり選択していくことになるので、幾つかのハードルを乗り越えた原稿だけが印刷されることになる。

では、どんな原稿が生き残るのか。一言で言えば、人間臭いもの。まさに、情熱が人を動かすと言われる通りです。冒頭の展覧会であれば、作品の技術の高さや内容よりも、主催者の生きざまが感じられること。つまり、記事を読んで興味深いと感動できるかどうかだと。
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どうなる「キュッパ」
新税率 消える? 末尾「8」
中日新聞2013/10/07

頭で考えているより心理的な影響は大きいかも知れない。

今朝の『用語解説』
【消費税転嫁法】
消費税の増税分を価格へ転嫁しやすくするため、今月1日に施行された。従来の税込みの表示に加え、税抜きの表示も認める。また、大手の小売業者が納入業者に対し、納入価格の減額や買いたたく行為を禁止する。監視体制も整えた。
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ライバル

「強力なライバルがいたから成長することができた」。
学校の同級生や仕事の同僚、あるいは商売の相手など、お互いに意識して競争する相手がいることで学力や技術が向上する。つまり、他と比べることで自分の足らないところや、強みが分かる。ただ、こうしたことに気付くのは、ものごとが終わってからだと思う。一心不乱に取り組んでいれば、ライバルとか同志とか言ってる暇は無い。もし、ライバルを意識しているとしたら集中できていない状態に違いない。
無我夢中に取り組んで成長すれば、憧れの人に意識してもらえるようになる。
分かるということ

親父を亡くしたときもそうだった。とにかく、できることを無我夢中でやるしかなかった。現場のことは分かっているつもりだったけど、全くダメだった。間抜けな自分が恥ずかしかった。「どうしたらいいのか」と誰かに聞いても答えなんて教えてくれない。一人途方に暮れても立ちすくんでいてもなにも変わらない。とにかく目の前にあることに全力で取り組むしかない。そうやって苦労することで分かるようになるし、周りの人が協力してくれるようになるから不思議だ。
第495号『おかべ新聞』【道徳的な心を育むには】

人間性は、学力などの知識と道徳力のかけ合わせである。かけ合わせであるから、学力がいくら高くても、道徳心がないと0(ゼロ)になる。たとえば、地下鉄サリン事件の主犯格は慶応大学の医学部である。信じられないような凄惨さと、高学歴者である二重の驚きに「なんで?!」と言葉を失いました。
では、どうしたら道徳力が身に付くのか。人間は歴史的にみても人間性を高めて成長してきました。その過程でエゴのために争ってきたことも事実です。ですから、躾(しつけ)と同じよう、道徳的な心は意識して身につけるための訓練が必要です。訓練といっても、実際には特別な作法を訓練することではなくて、“真実の姿”を毎日見ればいいのです。そして、いざという時に反応できるように、習慣レベルになっている必要があります。
で、真実とは、先ほどの、事件や事故、戦争から裁判などの人が争う姿です。こうした真実の姿が毎日載っている新聞を見ることで習慣にすることができます。パラパラとめくるだけでもいいと思います。めくっていくうちに、興味のあることが目に飛び込んでくれば立ちとまって読めばいい。
第494号『おかべ新聞』【わからない】

小さくて弱い犬ほどよく吠える。早朝の配達ではちょっとした音でも、周りがシーンとしているのでよく響く。慣れてきて静かになるのもいるが、全く変わらないどころか激しくなるのもいる。飼い主からも何の苦情もないから、番犬としては優秀なのだろう。ぼくは、犬を飼っていないのでよくわからないけど、一生懸命に吠える姿もカワイイかもしれない。
第493号『おかべ新聞』【言葉の力】


嬉しいことに秋の健康診断の結果が良好でした。6年前に90㎏近くあった体重が、今では62㎏までになったのは、ベストセラー作家でセラピスト石井裕之先生の教材『ダイナマイトモチベーション6ヶ月プログラム』のジャーナル(専用ノート)に「10㎏のダイエットに成功して健康になる」と書いたことがきっかけでした。なかなか続かなかった運動や、食事に気をつけることも、考え方や意識を変えることで、見事に目標を達成するどころか、理想的なところまでくることができました。特にここ一年は、子どもたちの成長とともに大きく変化しました。偉そうに聞こえるかもしれませんが、最初は6ヶ月の目標だったのに、7年間も継続してできたのは、はじめにに言葉があったからだと思いだした次第です。
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第492号『おかべ新聞』【添削】

おかげさまで、ニュース・レターを発行しだしてこれで4号になりました。毎週発行することで編集作業に慣れてきましたが、時間は短縮するどころか長くかかり、毎日新聞を発行することの大変さを味わっています(苦笑)。

先日、知り合いの新聞記者デスクに添削をしていただく機会を得ました。「黒く(文字ばっかり)では、興味を持ってもらえない」、「トップの内容は、新聞でいえば社説にあたるから冒頭だけリードを入れて、中ページに誘導した方がいいよ」など、”赤ペン”で指摘をしてもらい、アドバイスも沢山いただきました。

確かに仰る通りだと感心すると同時に、もっと見やすく価値のあるモノにしたいとやる気が湧いてきた次第です。
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第491号『おかべ新聞』【知っているだけではダメなわけ】

知っていることを、改めて聞いても面白くない。知らないことは、楽しい。新聞も同じ、テレビやネットですでに知っていることを、見て確認してもつまらない。さらに、事件、事故などのニュースも過去に起きた同じことの繰り返しが多いから尚更である。ひとの不幸を見てよろこぶのは最低だと思う。しかし、内心自分もやりかねないと無意識に感じて怖れているのかも知れない。

「知っている”だけでは過ちを犯す可能性がある」ということが言えるのではないだろうか。

だからこそ、毎朝、人としての正しいことと、してはいけないことを、新聞で確認するのかも知れない。そして、今の時代は足を引っ張られる情報が多過ぎるから、見分ける感性を養うためにも質の高い記事をたくさん読むことが必要になると感じている。

写真は朝5時半の月
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