【たわごと】やさしさに包まれた日。 | さすらいのタマネギ☆ハム式ブログ☆さすらいのタマネギがゆく(っΞ⌒ω⌒Ξ)っ

【たわごと】やさしさに包まれた日。

昨日、天皇皇后両陛下が、震災後初めて福島県をご訪問されました。


(東京や埼玉に避難している福島県民を、両陛下はこれまでもお見舞い下さっていました)



福島空港で自衛隊機からヘリコプターに乗り換え、福島市と相馬市に。



避難所を訪ねて、被災者を励まされ、さらには被災地を訪れて、献花と黙とうまで捧げて下さいました。



期しくも、震災から2ヶ月の日。



昨日は実は朝方4時台に、二度の緊急地震速報が出るなど、不穏な空気が流れる中でのご訪問。


(緊急地震速報は、ほぼ誤報で揺れは感じませんでした)


もし、両陛下のご訪問中に巨大な余震が起きたらと考えると、無事にお帰り頂けたことを、本当に良かったと思います。



岩手県や宮城県を訪問時もそうでしたが、両陛下は空港からの車列を望まず、ヘリコプターでの訪問を行われています。



これは、自分たちの訪問そのものが、復興活動への妨げになってはいけないという考え。


そして、少しでも多くの被災者と話をすることで、みなが元気になってもらえたらという想いからだそうで。



実際、車での移動には、たくさんの人材、たくさんの警備、信号操作による交通障害など、弊害があるのです。



皇室の方々には、実に優しいオーラが漂っているように感じます。



自分も以前、秋篠宮殿下と紀子様にお会いしたとき、本当に心が無になるような癒やしを頂きました。



皇室という存在もでしょうが、神事に接した生活をしておられる。



それがあの穏やかさを生んでいるようにも、個人的に思います。



福島県の佐藤知事は、両陛下へのお土産として、福島県内各地で採れた野菜や果物を用意していたそうです。



すると陛下は、『福島県は大変ですね』と、震災・津波・原発事故・風評被害の四重苦を考慮され、その用意された果物や野菜をお買いになられたそうです。



風評被害に遭う農家への少しでもの支援。



でもそれは、両陛下がお求めになられて食された、安全な福島県産の野菜や果物として、風評被害の縮小にきっと繋がると思います。




そして昨日はもうひとつ、福島県と深い関わりがある、あの方々が。



日本テレビ系列【鉄腕DASH】のDASH村への恩返しとして、DASH村のある福島県浪江町の住民のうち、700人が昨日東京武道館で開催されたTOKIOのコンサートに招待されました。


リーダーの城島さんは、震災当日村に居て被災し、他のメンバーも震災後に、DASH村に関わる町民などを、避難している市町村に訪ねています。



その姿は最近の鉄腕DASHで、これまでの、村はどこにあるか伏せた放送を捨て、浪江町にあるDASH村の存在を伝え、リーダー、山口くん、太一くんが、被災した村の関係者へのお見舞いの姿を放送されています。


そんな中で、メンバーの松岡くんらの発案で、DASH村10年を支えてくれた、浪江町の方々への恩返しとして企画実行されたそうです。



DASH村が、福島県にあることが公表され、しかも浪江町が津波被害を受け、福島第一原発事故での避難地域となっている現状。



これからの復興という中で、TOKIOのメンバーが福島県の名誉県民(浪江町の名誉町民)となり、福島県復興支援大使となってくれたら、まさに百人力です。



天皇皇后両陛下とTOKIO。



ふたつの大変大きな優しさが、福島県を包み込んだ震災2ヶ月目の5月11日。



県民はあらたな一歩を踏み出す力をもらいました。