昨日は若草山の山焼きでした。
昔は成人の日、1/15に行われていたのですが
祝祭日の変更にともない、
毎年1月の第4土曜日に変更になりました。
「古都奈良に早春を告げる行事」です。
奈良に住んでいながら、山焼きをみるのは初めて、という夫と、
これまた、小学校2年生以来という私が
若草山に向かいました。
そこここに家族連れ、カップル、外国からこられた方、三脚・脚立持参のカメラマンが向かっています。
山を焼くのは午後6時30分からですが、
その前の、今回は飛火野の大とんどから見ました。
大とんどの火から、山焼きに使う火種をとります。
それにはひとしきりの神事があり、(午後4時30分~)
春日大社・東大寺・興福寺の代表者が時代装束を身につけ
神事に参列します。
神職の詔、巫女さんの舞・・・。
火種をうけてから2カ所の神社をまわり
行列は若草山へむかいます。
日もくれた午後6時15分から若草山から花火が15分間あがり
花火が終わると、山焼きがはじまります。
昨日は風が強かったので、火は30分ほどで勢いよく山頂へむかってあがっていきました。
若草山は、大きく三重の山になっているのですが、今日新聞をみると、強風のため山頂の3つ目の山は焼かずに、後日改めて焼くことになったのだそうです。
巫女さんの舞を見ながら、私が思い出した本はこちら
『 RDG レッドデーターガール はじめてのお使い』
荻原規 子角川書店 2008
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酒井駒子さんの表紙をみても察せられるとおり、
主人公 泉水子(いずみこ)は神社に暮らす中3の少女です。
泉水子は、巫女ではありませんが、仕事で多忙な両親と離れて、おじいちゃんの神社に預けられています。山伏の修行場として世界遺産の指定をうけた人里はなれた山奥の神社です。だから彼女はクラブ活動もせず、クラスの中でひっそり過ごしています。
引っ込み思案で、うまく自分を出せない泉水子が、唯一くつろげるのは、山の奥で1人ひっそり舞をまうことでした。
進路相談を控え、はじめて自分の希望、(数少ないおしゃべりできる友達と地元の高校に進みたい。)を家族に相談した彼女の前に、東京進学の話と、「彼女を守るため」という彼女の思ってもいない男性の出現が・・・。
レッドデータブックとは、絶滅のおそれのある野生の生き物、絶滅危惧種をあつめたリーフレットです。
RDG2 レッドデータガール はじめてのお化粧 (カドカワ銀のさじシリーズ)/角川書店(角川グループパブリッシング)
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漫画にもなり、4月からはアニメも放映されるとか。