お目当てはモデルチェンジしたSLR01と新型のSLR02です。
他モデルも乗りたかったのですが時間的な都合で・・・
私が到着した頃は試乗会も落ち着いてきたのか、運良く2台ともすぐ乗れました。
ザックさん(知ってる人は知ってる)にポジション出ししてもらって、まずは01から・・・
「名城公園1周シテクルトイイデスヨ~」と言われたので遠慮なく行かせてもらう(^ ^)
9000デュラにホイールはWH-9000-C24の組み合わせ。
サイズが51で少し大きめなので、シートポストの高さが残念なことに・・・
まぁ色々とカーボンバイク試乗してきたことありますが、これは・・・スゴすぎる。
剛性の塊、いつも乗ってるバイクがバイクなだけに次元が違いすぎてorz
それなりに全力で走ってみますが私レベルでは、性能の10%も引き出せていない感じ。
BMCは市販のフレームでツールを戦っているメーカーですので、当たり前なのかもしれない。
ゆっくりと試乗するはずが、バイクが人間に要求してくるのです。
「もっと速く走れ」と。
変な書き方ですが、私がバイクに走らされている感覚です。
30kmくらいのスピードで走っていても、10km程度にしか感じないなんて初めての体験。
さすがフラッグシップというべきか、とても私が乗りこなせるレベルのバイクじゃなかった(T T)
ただ、コーナーリングは最高でした、思わずニヤけてしまうくらい。
失意の1周を終えて、今度は02を出してもらいます。
これは48で私の適合サイズ、爆売れ必至と言われてる105仕様。
01との違いはカーボンのグレード・ケーブル類が外装というところだそうですが
乗った瞬間「あ、コレはイイ!!」と直感しました(^O^)
何だろう、難しい事はわかりませんが、カーボンのグレードを下げてくれたおかげで
レーシングバイクなんだけど、少しコンフォート寄りな感じというか・・・
基本性能は01譲りだから、レーシング的にも走れるし、01より体が疲れてこない?
フレームの型は同じでもカーボンの質を変えるだけでここまで変わるものなんですね。
サイズ的にもピッタリ、本気出して走ってみても01のように勝手にバイクが走る感じじゃなくて
ライダーのコントロールする領域を残してくれてる、とてもフレンドリーなバイクでした。
偶然にも、履いてるホイール・タイヤが今のビアンキと同じでしたが
同じモノを履いていてもフレームが優秀だと、全然印象が違います(当たり前か)
フラッグシップバイクが性能的にそのメーカーの頂点なのは当たり前ですが
ミドルグレードのバイクってコスト的な面などで一番開発が難しいのではと思います。
01に比べ、02のほうがホントは優秀なのかもしれない・・・そんな気がする。
その点で2014年のBMCは、珍しく成功している気がします、やっと本気出したようで(^_^;)
乗り続けていけば間違いなくライダーも機材に合わせて成長していける、そんな気にさせられます。
ただ私はもうレースに関してはオートバイで12年もやってきて、それなりに戦績も残してきました。
もう若くありません、レースは年に2~3回出れれば満足です。
メインステージはあくまで山岳、SLR02なら冒険のお供に申し分ないパートナーになってくれそう(^ ^)
もし買うなら、105仕様にはならないと思います、たぶんもうすぐ完売してしまうでしょうし。
真剣に走ったおかげで、いい汗かいた試乗会となりました。
さて、あともう1台、試乗してみたいバイクがありますが、試乗会やってくれるのかなぁ。
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