2011.11 甲府・昇仙峡紅葉めぐり 2日目 その1 | あおいとあさぎの旅行記 blue × blue journey

あおいとあさぎの旅行記 blue × blue journey

カメラの蒼生≪あおい≫と一緒にまわった、ひとりとひとつの旅のきろく。

"色"に出会う甲府の旅、2日目はいよいよメインの昇仙峡へ。

様々なテレビ番組でも紹介され、旅行サイトの

紅葉を見に行きたいランキングでも1位になるほどの名所です。


渓谷に沿って、赤・黄・茶が絵画のように連なり、

遊歩道を彩ります。

川の流れと逆行して緩やかな歩道を歩きながら、

水の音を感じ、木漏れ日を感じ、風を感じることのできる

景勝地です!


昇仙峡へは、甲府駅からバスで30~40分ほど。

早く出発し、朝、まだ人気のない自然だけの世界を

楽しみます。


とにかく素晴らしい、感嘆のため息が何度漏れるか、

というくらいの、桃源郷のような世界に出会えました。

あとはもう紅葉絵巻のごとく写真を貼り付けようと思います。


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はじまりの橋。









バス停から少し歩き、まずはここから。

昇仙峡の玄関口、長潭橋(ながとろばし)です。

アーチが美しい。


橋を渡って昇仙峡遊歩道に入ります。

朝は音が少ない。

川からのひやりとした空気を胸いっぱいに吸い込みながら

歩いていきます。


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流れ。















紅く色づく木々と、水の流れ。

こんな景色が左手にず~~っと続いていくんです。


ガイドマップを持っていくと、特徴的な形をした岩に

名前がついていることが分かります。

「オットセイ岩」とか「ラクダ石」とか、ちょっとお茶目です。

形を見比べながら歩くのも楽しいですね。


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道を彩る。














散歩道はこんな感じ。

どこを見上げても赤くて黄色くて。

平日は車も通れます。


渓谷はまだまだ続きます。


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その先へ行こう。









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渓谷の美。








シャッタースピードを遅くして、水の流れを白く撮るのが面白くて

そればっかりチャレンジしていました(笑)

もっと上手に水の動きを表現できるようになりたいです。


しばらく歩くと、少し川のそばから離れる道があり、

進んでいくと、こんな広場に出ました。


…声を出すのも忘れるくらいの光景にびっくり。

もみじの群生です。


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一面を染めて。









本当に、上も下も一面が真っ赤。

すべてが紅く染められていて、ふと違う世界に入り込んだような

そんな感覚さえしました。

真っ赤な海みたい。


この場所は「天鼓林」と呼ばれていて、

林の中のとある場所に立って足を踏み鳴らすと

地面から太鼓のようなポンポン、という音が返ってくるそうです。

それがどこの場所なのかは分からなかったのですが…。

地面からの音を「天の鼓」と呼ぶのも面白いですね。


顔をめいっぱい上に向けてもこんな感じ。

天然の紅いカーテンです。


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空を閉ざす。









自然のグラデーションにただ呑まれるばかりでした。

美しいという言葉しか出てこないというか、

言葉自体見つからないというか。

昇仙峡はどこもかしこもそんな景色ばかりで言葉を失いました(笑)



これでまだ4分の1くらい。

自分の持つ語彙では表し切れないのがもどかしいのですが

まだまだ道は続きます!

*その2はこちら