監査法人の報酬、2年ぶり増加 コンサル業務などで
http://s.nikkei.com/ncUWMC
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日経平均株価の算出対象銘柄225社のうち、決算期が3月の179社(金融を除く)が有価証券報告書に開示した数値を集計した。主要企業が前期に監査法人に払った監査報酬の総額は前の期比5%増の649億円。1社あたりの平均は3億6200万円だった。
報酬総額が増加に転じたのは、コンサルティングなど非監査業務の拡大が一因だ。全体の9割を占める監査証明業務に伴う報酬が1%増と微増にとどまったのに対し、非監査業務は55億円と前の期の2倍になった。
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IFRS対応やコンサルティング、買収先企業の財務内容の調査などの非監査業務により、監査報酬が増加したんだとか。ただ、この業務量の増加は一巡し、早期退職を募集したり、コンサルティング業務を増加して業務を増やすなどの対応に追われているとのこと。