こんにちは。スタッフ鮎です。


10月21日~28日(今日の午前中)まで、

皮下腫瘍摘出のため、入院しました。


手術も入院もうまれてはじめての経験でしたが、

終ってみれば、いい経験をした、という感じです。


せっかくですので、2回にわけて報告させていただきます☆


10月21日(水)
スーツケースを持って、旅行のようないでたちで病院へ。


入院受付をすませ、いかにも病院っぽい建物の中を、
案内の人に連れられて、テンション落ち気味に歩いていたら、
突然、目の前が明るく開けて、


「はい、こちらが入院される病棟になります。
まだ完成して2年なので新しいんですよ。」


超キレイ!ホテルみたい♪

テンションあがりました。(単純)


その後、
・看護師さんによる入院中の説明
・はじめての病院食(昼食)
・栄養士さんによる食物アレルギーの聞き取り調査
・麻酔医による全身麻酔の説明
・手術にそなえて入浴
・主治医による病状説明と手術前後のお話
・病院食(夕食)


と断続的につづき、あっという間に9時消灯。

そんなに早く寝られないかも・・・と思ったけれど、
本を読んでいたら、いつしか寝てしまいました。



10月22日(木)

いよいよ手術当日。


6時に起こされて(ぐっすり寝てました)、

検温&血圧測定、

朝食は抜きで、ぼんやり過ごし、
8時半にいよいよ手術衣に着替え、
看護師さんに連れられて手術室へ。


手術室の入り口は、手術を受ける人たちとスタッフで

すごく混んでいてザワザワ、バタバタ。

混んでる病院って、手術室も混んでいるんですね。


で、私の手術室は、8番。
重々しいドアを入ると、そこはいかにも、な手術室!

中央に手術台があって、機材がいっぱい。


ここで私はまな板の鯉になるのね、と思いつつ横たわると、
先生が、じゃ、「指輪をはずしますね」と。


実は、手術室入室直前、看護師さんにチェックを受けた時、
指輪をはずしてください、といわれたのですが、
結婚してから太って、はずれなくなっていて、
離婚もしなかったので、はずす機会もなかったって言ったんです。


そうしたら、看護師さんが「先生に相談します」ということで、
ま、はずれないなら仕方ないよね、的な流れになるかと思いきや、
「電気メスが使えないので、はずします。」と。


えー!はずれるのかな?これ・・・と思いつつ

左手を手術室の先生に預け(先生自らが指輪はずし作業!)
右手は麻酔の先生が点滴の管を挿入。

点滴も入ったので、いよいよ手術準備、のはずが、

やっぱり指輪がなかなか抜けなくて


「もうちょっと、もうちょっとだな」
「ええ、さっきより大分進んでますよ」
「ああ、でも指の色が悪くなってきたなぁ」
「そこ、もうちょっとひっぱったらどうですかね」


・・・という会話が繰り広げられていて、

申し訳ないやら、おかしいやら。

おかげで緊張感がどんどんなくなりました。


いつもの私なら、採血だけでもビビるのに、
左右で違うことが同時に起こり、どっちもちょっとずつ痛いと
痛みを感じにくいのが不思議。


結局、あとから来た、メインで執刀する(と思われる)先生が
「すみません、このままだと指が痛いと思うので、麻酔に入ります。
万が一抜けなかったら、安全のため指輪を切断させていただきますが、
よろしいですか。」と。


この状況では、「おまかせします」以外に何も言えないですよね。

このあと、意識がなくなりました。


つづく。