諏訪大社には、これまで1度も参拝したことがなかった。

還暦なのではじめて参拝することにした。どうせなら上社二社、下社二社の「四社参り」ということで、まずは上社の前宮から参拝した。

官幣大社諏訪上社前宮と彫られている。

ひなびた感じ。右手の参道を少し上がると、

鳥居と写っていないが左手に手水舎がある。

ここから、参道っぽくない坂道を上がっていくと、

前宮の本殿がある。

上社にはここの他に「上社本宮」があり、本宮ができる前にあった宮で「前宮」という説があると書いてある。

神紋(神社の家紋)の「梶の葉」(カジの木の葉)。

 

諏訪大社といえば、「御柱(おんばしら)」である。

本殿正面右に「一の柱」があり、ここから時計回りに本殿正面左に「二の柱」、その奥に「三の柱」、一の柱の奥に「四の柱」がある。この配置は、どこの諏訪社でも基本同じである。

 

一の柱

 

 

七年毎に新しい柱に建て直される。山から切り出した柱を社殿まで運ぶこと自体が、お祭りになっている。

どの柱もほぼ同じなのだが、縁起ものなので全部ご披露する。

 

二の柱

逆光で見にくい。すみません。

 

三の柱

 

 

四の柱

 

 

あまり参拝の人もいなくて、参道になにか店があるわけでもない、静かな神社である。だが、諏訪社の歴史は極めて古い。

 

さて、干支の絵馬集めは、1月以来中断していたが、やはり4月ともなるともう売り切れだった。

誰かが祈願した絵馬を写真で。

チャボと高島城のようだが・・・・・・

罰当たりなことを言うが、あまりセンスないな。

 

で、当たり前だが他の三社もすべて同じデザインであり、たぶんもうどこも売り切れだろうとうことだった。でしょうねぇ、4月ですもんね。

 

いつもある、絵馬はこれ。これも四社同じだそうな。

 

余談だが、東京から中央高速で来たのだが、途中山梨は桜も桃も満開だったのに、ここ諏訪はまだ全然、一輪も桜は咲いていなかった。やはり標高が高いからだ。気温は東京より5℃くらいは低いかも。

 

きょうは、上社本宮にお参りして、一泊だ。