最近、美美 の看板が表に出なくなった、ここも不景気で弊店か、、違う店開拓だな。店がなくなるのは良くあることだ。
しかし4月に入ってまた看板が表に出された。
これは!!!もしかして税金対策??
しかもテンポ名が同じ? あっはははははっ /p>
ようしどんな代わり具合か確かめてみよう!
燃え盛る火事を見に行く、そんな気持ちだった。
階段を勢い良く上がると やんのかこらぁ の見慣れた受付男性がこちらを見た。
「お客様 お久しぶりです。」
長らく開いてなかったが、テンポ改築ですかい。
「いいえ、実は、、、、、、」
2011年X月
巣鴨・大塚のエステ界隈はGasaの恐怖につつまれた!
殆どの店に業務改善が突きつけられ、或いは
ひゃぁーはははっ 汚物は消毒だ!!!!!!
と火炎放射器で燃やされ、閉店。 (燃やされません)
俺は知らずにいた。
あほで間抜けでのろまな亀のエステ2段だった。
怒られる教官なんぞ居るはずも無く
無論俺も、スチュワーデスの卵でもない。
だが、エステ業界は死んではいなかった。
「うちも内容を変え、サービスは無くし新たなコースを設けました。それでもよければ選んでお入りください。」
それは、これですか? と指差したコースに 洗体 とあった。
はて?ここはベットに体を横たえて洗う設備などあるわけが無く
「さすがです。実際は泡でマッサージするコースです。」
え?
洗体ですよね?あの石鹸で洗ってくれる?
「洗わずオイルの代わりにふわふわの泡でマッサージします」
いあ、でも、、、
「気持ち良いと仰ってくれるお客様も居ますし、オイルよりさっぱりしています。」
でも、泡ですよね、、、、
「その泡が沢山作れないので表の看板には出していませんが。限定コースといっても過言ではありません。」
げ、限定?
「はい!限定です!!!」
そのとき やんのか コラァ の目が光った。
シャワーを浴び紙パンツ装着でベットにうつ伏せの俺が居た。
嬢が泡を手に 洗体 が始まった。
変わったことといえば制服が以前のナース風でなく短パンになっていた。
泡のマッサージはひんやりして心地よく、なかなか良いではないか。
夏のマッサージはこれがいいなぁ。ねえそう思わないかい?
と嬢を見ると見覚えのある顔だった。
あの、もしかして大食いの友達が居ませんか?
そんな事を言う俺も俺である。
「はい、居ます。凄いデブの!」
ああ、やっぱり。
「良く覚えてますね。私が来て丁度半年ぐらいだから、その頃のお客様ですね。 あの頃から比べて、私は少しやせたんですけど回りは誰も気がついてくれなくて。あッ地震が怖かったですね、水を買えなくて大変でしたよ。いまも水道の水で料理はしてなくて、それから~」
、、、、それから嬢のお喋りは止まらず、時間が来て終了となった。
嬢がお見送りの際にぽそっとこういった
「あの大食いの友達なんですけど、まだ大きくなってるんです。」
ということは、、、120㌔越え?
「ええ」
洗体コースより そちらが気になる。