暦の上ではすでに夏。

けど、朝晩はまだ少し涼しいかな。

おはようございます。サンドルです。

 

本日は5月3日の片倉公祭り関連最終の記事です。

白石城のほかに、白石市に行ったらもうひとつのお楽しみ

『白石うーめん』

 

 

食べてきましたー!(≧∇≦)

 

白石うーめんは、そうめんみたいな白くて細い短い乾麺。

そうめんと違うのは、練るときに油を使わず葛粉を使っているのでよりヘルシーなのだ。

 

白石の名物は『白石三白』と言って、白い特産物が3つ。

『白石和紙』、『白石葛』、そして『白石うーめん』です。

400年以上の歴史があるんですよ。

(^∇^)

 

今回は、『うーめん番所』さんにお邪魔しました。

 

 

この、昭和なかんじがたまらないですね。

中では、お土産用のうーめんも販売しています。

 

娘と二人、メニュー表とにらめっこしていたら

お話し好きなおじいちゃまが登場。

 

 ※後で知りましたが、うーめん番所のオーナーさんでした。どうりで詳しい。

 

白石うーめんの云われを教えてくださいました。

こんな出会いも旅の楽しさ。

 

教えていただいたところによれば

 

むかしむかし元禄時代のころ

 

胃の病気を患う父親のため、鈴木あさ右衛門さんは、旅僧に油が父の病気に悪いと教わって、これを使わない麺をつくり食べさせたところ、父は体力を回復して病気が癒えた。

 

この孝行話を聞いた城主、片倉小十郎は大いに喜び

「心温まる優しさよ」と「温面」として世に広めよとお褒めになり、あさ右衛門親子には「今日から味右衛門(みえもん)と名乗るが良い」と名前を下さったそう。

 

味右衛門・・・( ̄ー ̄;

 

殿さまから名を賜るなどこの上無い名誉と、帰宅した後には一同大宴会。飲んで飲まれて飲まれて飲んで

 

殿さまからもうひとつ賜った麺の名前をすっかり忘れてしまったのだとか。「温麺」と書くのは覚えているが、はてさて何と読むのか・・・

 

そういえば

 

殿さまは「うめえ!」「うんめえ!」と食されていた。それならば・・・と、もやっと「うむめん」になったのだとか。(ホントかよ)

それが今は「うーめん」と呼ばれるようになったそう(ホントかよ)

 

ちなみに、白石うーめんは9cmと短いのですが、これは病人が食べやすいように折って茹でていたからだそう。ところが、殿さまから献上を命じられた際に、

 

「殿さまに病人食は差し上げられない」と、ほんの少し長くしたものを献上したのだとか。そんなわけで、今もうーめんは短い麺と少しだけ長い麺の2種類が作られています。

 

白石城にある歴史ミュージアムには、参勤交代で城に寄った仙台藩主に小十郎が出した膳のメニューがレプリカで再現されて展示されています。なんとここには既にうーめんが。

政宗公も食べたかしら?

 

そう思うとまた美味しいね。

 

思いがけず、楽しいお話しがきけました。

こちらの「うーめん番所」さんでは、吉永小百合さんが撮影もしたんだとか。オレンジページなんかの雑誌取材も多いようです。

 

市内にはほかにもうーめんを出すお店が多くあります。

温かいうーめんも、冷たいうーめんも美味しいですよ。メニューもたくさんありますので、機会があれば是非。

(^∇^)

 

 ※私が食べたのは、「おくずがけ」風の温かい麺。

 

しからば、ごめん!

 

 

 

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