爽やかだと感じる
朝を噛み締めて
踏みしめる
アスファルト
都会の喧騒に紛れても
冷たいの空気は
故郷の君に繋がるよ

独りで生きていくわと
ぷいと横をむく
君を独り残し
あの街をでてから
まだ何年も
たっていないのに

結婚式の招待状は
甘酸っぱい香りがして
しょっぱいものが
込み上げてくる
郵便ポストの前で

独りで生きていくと
決めたのは
きっと僕のが先で
でも僕たちは
独りと独りで
ずっと二人だと
思っていたのに

君からきた招待状は
なぜか笑ってなくて
涙にくれてる
君が透けてる
郵便ポストのまえで