客席がアツくなってるのにつまんねぇステージなんかできない／乗福寺 星祭会

「悪い星の下に生まれてきたのさ」と清志郎が歌いましたが、そういう「星」の節句のようです。星祭（ほしまつり）と読み、それぞれが、生まれ持った「星まわり」の「星」に祈り、息災や平和を願う催し物だそうです。

築300年以上の歴史ある、三条市月岡の乗福寺さま（本堂は建て直したばかりでぴかぴかです）にて出張演奏してまいりました。

ご住職の奥さまは、25年前、中学校で部活の顧問をしてくださった先生でした。

お寺でのコンサートはいつも聴く方の熱意が深いです。
昨年秋の本龍寺さまのあと、エレキギターのエーサクお兄さんが繰り返し
「初めての経験だったがあの雰囲気は良かった、お寺の演奏はまたやってみたい」

と述べていたので、またチャンスがあって、ありがたく嬉しいことです。

お寺という場所では、お客さまは、私たちの演奏ですら、お寺からの＝仏様からのメッセージと思って聴いてくださるので、あんなに熱心なのでしょう。
客席に熱量おびただしい会場で、つまらんライブなんかできるわけがない。
今回は私たちにも確かな手応えのある演奏になったと思います。来てくださったみなさまの熱意のおかげです。ありがとうございました。

 

御所車の花器って初めて見たわ！
蒔絵の中だけの存在かと思ってた。実物あるんだ。 

演奏中に運ばれてくる良い香りに我慢できず甘酒をいただいたり御神酒をいただいたりw　楽しかったです。

写真を撮ってくださった佳代子さん、ありがとうございました。