うばがもちや 本店 | ARISTOの日々徒然

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休日は南の方に出没。

「瀬田へ廻ろうか矢橋へ下ろうか此処が思案のうばがもち」
という歌でも有名な滋賀県草津の名物である「うばがもち」を頂きました。

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こちらの本店は、朽木から移築した趣きある江戸期の古民家で販売されており、広重・北斎の浮世絵にも描かれています。

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うばがもちの起源は永禄12年(1569年)と言われています。織田信長に滅ぼされた際、佐々木義賢一族の遺児(三歳になる義賢の曾孫)を託された乳母(福井との)が養育のために売り始め、「姥がもち」と囃したてられたのがその名の由来だそうです。
地元草津産の化学肥料、農薬を使用しない農法で自然環境に配慮して栽培した「滋賀羽二重餅米」でつくった餅を、北海道産の小豆から作った甘さを抑えたこし餡で包み、白餡と山芋の練り切りをのせています。

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風雅で独特の姿は姥が幼君に奉じた乳房を表したものらしいです。

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なめらかな餡とやわらかいお餅がとても美味しいです。
18粒入で690円ととってもリーズナブルです。
4百年変わらぬ素朴なおいしさを堪能しました。


店名:うばがもちや 本店
TEL・予約:077-566-2580
住所:滋賀県草津市大路2-13-19
営業時間
[月~金] 9:00~19:00
[土・日・祝] 8:00~20:00
定休日:無休
席・設備駐車場:有


うばがもちや 本店甘味処 / 草津駅

昼総合点★★★☆☆ 3.5




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