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RAID0で利用されている方は必見ですよ!
知っている方には当たり前のお話しですが、RAID0は複数台のハードディスクを、仮想で1ドライブとして認識させるレイドシステムで、ストライピングとも言ったりします。
このRAID0の特徴は複数台のHDD容量をひとまとめにする事ができ効率よく使用出来ることと、ひとつのファイルを分散し各HDDに保存するため、書き込み速度も向上させることが可能となります。
例として
・250GBハードディスク2台をRAID0として組む場合「250GB×2台=500GB」
・250GBハードディスク4台をRAID0として組む場合「250GB×4台=1000GB(1.0TB)」
となります。
ただしRAID0は組むハードディスクの最小容量で計算をするので、250GBのHDDと500GBのHDDを組んでも750GBとはならず、「250GB×2台=500GB」となり250GB分が無駄になるので注意が必要です。
※750GBにしたい場合はJBOD(スパニング)って方法があるよ!
こうみるとRAID0っていいじゃん!って思われるかもしれませんが、実はメリットよりデメリットの方がひと際目立つ構成なんです…
デメリットはファイルを分散し保存しているので、読み取りが遅くなってしまうことと…
そしてここからが重要です!!
1台でもハードディスクが壊れたり、システム障害が発生すると、データへアクセスが出来なくなります!!
「当たり前だろ」って思うかもしれませんがよーく考えてみて下さい。
1台で使用している場合でもハードディスクが壊れるリスクは当然ありますよね?
そこに複数台のハードディスクをRAID0で組むという事は?
もうお気付きでしょう!
そう、組んでいるハードディスクの台数分リスクが増えるという事になるのです!!
2台で組めば壊れるリスクは2倍!4台で組めば壊れるリスクは4倍!8台で組めば……
怖いですよね(汗)
そんなリスクが膨れ上がるRAID0製品の復旧事例をご紹介したいと思います!
パソコンで問題なくドライブ認識されていたのに、フォルダへアクセスが出来なくなり、再起動させてみると全く認識されていない状態になってしまったとのこと、同じ大阪市北区の方でしたので直ぐにお持ち込みいただき状態を確認してみると、Disk1に不良セクタが発生している状態でした。
このDisk1の不良セクタが原因でRAID崩壊を起こし、今回のような状態になってしまったのです。
このようなケースは珍しいことではなく頻繁にあるので、RAID0で使用されている方は特にバックアップを取るようにしておいて下さいね!
詳しい結果はコチラ↓
BUFFALO/TS-WX2.0TL/R1/RAID0
メーカー :BUFFALO
型番 :TS-WX1.0TL/R1(500GB×2台)
他社診断 :無し
症状/障害 :パソコンで認識されてなくアクセスできない
診断 :論理障害
復旧容量 :697GB
報告日数 :1日
気になる費用はこちらをどうぞ!→復旧費用
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