肩甲難産

生後10日の赤ちゃん
どうも、授乳が上手くいかないと来院
おっぱいも痛い。
 

授乳の様子を見ていると
一生懸命、舌で乳首を取り込もうとしています。
舌の使い方に問題はなさそう。


でも、首がかたい感じ・・

お母さんの右側のおっぱいの授乳の時
もう少し、左向いてくれたら上手くいきそうなんだけど。

右側への向き癖は、多少あるものの
それにしても、何か変な感じ。


それもそのはず、この赤ちゃんは
生下時体重が大きくて

頭が出たあと、肩が出てくるときに苦労していました。
(肩甲難産といいます)


骨折もいとわないくらいの状況だったと。
骨折も麻痺もなく、幸いでした。

 

 


 

骨折や脱臼・麻痺こそなかったものの
右肩を相当、内側に巻き込んで首の方へ挙上した状態にしないと
生まれてこられなかったはず。。

それはそれは、きつかったでしょう。

苦しかったでしょう。
痛かったでしょう。
不安だったでしょう。
もうダメかと思ったかも知れません。


赤ちゃんの首や肩や背中の状態が
それを 物語っていました。

授乳の際も飲みたいのに、うまく舌を巻きつけられづに
イライラしたよね。

手袋はめた指を赤ちゃんの口にいれて
吸綴の状態を確認すると、右側が密着せずスカスカしています。
これでは。上手く飲めなくて当たり前です。


一般的な向き癖の場合も、こんな状態はありますが

その場合、こんな風に 口がゆがんでいたり
 

 

舌が緊張していて、上手く出せず上にあげたまま。

まるで おわんのようにまん丸に上に上がっている事も。

これでは、乳首を舌の上にのせられず、
哺乳どころではありませんね。


その緊張を緩めると舌を出すことができたり
もちろん、向きぐせ自体も改善します。

 

でも、この赤ちゃんの場合は、
口だけとを見ると、歪みも目立ちません。

 

首を正中(身体の真ん中)にして、吸綴させると
上述したように、右側がスカスカ。

では、どの角度なら ちゃんと旧綴出来るか
首の角度を変えながら、観察すると
なんと約80度も、右を向いたころで
やっと、左右がピッタリ陰圧になりました。


 

それなのに、一生懸命、赤ちゃんの首と身体をまっすぐに・・

という飲ませ方では、赤ちゃんは飲めなくて当然です。
80度右を向けて飲ませると、上手くのめる。

「だから、フットボール抱きでしか飲めなかったんですね」と、お母さん。

でも、80度も右を向いた状態で、おっぱいを

飲まなければならない赤ちゃんは、苦しいでしょう。

飲み込みにくいでしょう。

体重増加にも影響するかもしれません。
緊張したままなので、上手く寝入ることができないかも知れません。

ずっと肩こりかも。

そして、この赤ちゃんの場合は、大事なポイントが
もう一つありました。

 

やはり、肩から腕にかけてのポイント数箇所。
このままでは、手を上手く使えず不器用になったり
認知が上手くいかなかったり、

視野するかも知れません。

歯並びが悪くなったり、歯列矯正してもすぐ戻ったり。


その後への影響は、小さくありませんね。

 

そこで、首や肩や腕や頭蓋骨のいくつかのポイントを調整。

調整後は、授乳もうまくできました。

調整中、気持ちよさそうに、トロンとした表情の赤ちゃんをみて

同席されていた おばあちゃんがビックリなさっていました。

 

抵抗感もなく、ピッタリフィットし感じで
こんな風に授乳できれば、本当に気持ちいいと、お母さん。
お母さんにも、日々続けて欲しい事をお伝えしました。

 

赤ちゃんといえば、安心しきった表情です。

 

 

 

 

死ぬ思いで産みおとしたお母さん

お産の現場で、必死で命と向き合うスタッフ

みんなみんな、あなたが無事に生まれてくれることだけを願って

必死でした。

でも、あなたも本当に、生きるために必死だったよね。

 

暗い産道で、一人で頑張ったよね。
でも、周りのみんなの声や気持ちは
しっかり伝わっていましたか?
だから、頑張れた?
えらかったね。。
あなたは、そうして存在してくれるだけで

みんなをシアワセにしてくれるんだよ。

 

赤ちゃんの身体を触っていると
自然と、そんな思いが溢れてきます。

そして、お母さんにも、それが伝わリます。
ずっと、愛おしそうに赤ちゃんを撫でていました。

おばあちゃんは、涙されていました。

今まで、気がついてあげられずに、申し訳ないと。

 

わかってもらった赤ちゃんは、安心しきった表情で
緊張の緩んだ心と身体で
お母さんに撫でられながら
ぐいぐい、おっぱいをのんでいました。

 

 

こんな風に撫でる余裕もなかったと、お母さん。

このお母さんは、2回目のご出産でしたので
そこまで追い詰められたりはしないでいられましたが

中には、「どうしてのんでくれないの?」と
産後うつにまで陥るケースもあります。

 

早い時点で、気がついて改善できれば
その後の母子にとって恩恵をもたらすことができますね。
少しでも、お役にたてるように、日々努力しています。

同じ思いの助産師や、赤ちゃんに関わるお仕事の方と
一緒に学んでいく講座を開催しています。
6回継続の講座で、実技を含め、じっくり学びます。
1回の個人セッションを含みます。
詳細は、お問い合わせ下さい。

 

http://www.lacteamw.jp/contact/

 

一緒に、母と子のためにお役に立てるよう学びましょう。
母と子がしあわせであれば、その家族もしあわせ。
社会の最小単位である家庭が幸せであれば
それは、社会全体に広がっていくことでしょう。
 

 

 


 






 

 




 







 


 



 


 

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