マスコミ報道に惑わされずに情勢判断するには。 | 藤崎ひろみのありがとうの扉

マスコミ報道に惑わされずに情勢判断するには。

藤崎ひろみのありがとうの扉
ありがとうございます。お元氣さまです。


お笑い芸人の母親の生活保護受給をめぐる問題で、不正受給や制度の不公平がマスコミでクローズアップされていますね。


その影響で、生活支援が必要な方たちへ向けられる目が冷たくなった、傷つくことを言われた、という記事が朝日新聞に書かれていました。あなたはどんな風に感じていますか?


脳力開発の情勢判断の観点から、この話題を取り上げてみます。

昨日、物ごとには必ず両面があるという記事を書きました。


物事には「目立つ部分」と「目立たない方の部分」があります。非主流か主流。


目立つ部分はごく少数部分、例外部分だからこそ目立つことになり、その反対は圧倒的多数を占めるので目立ちません。生活保護の不正受給の話に戻ります。


生活保護の不正受給の実態は、2010年度の生活保護費3.3兆円に対し、不正受給は2万5355件、計約128億7千万円で過去最多。厚生労働省によると、内訳は賃金収入があるのに「ない」と申告したケースが最も多く44%、次いで年金収入の無申告が28%。

 

ただ、全世帯での不正発生率は1.8%、保護費の総額に占める不正受給額は0.4%、不正1件あたりの金額は50万8千円で過去10年で最低。以上朝日新聞より抜粋)


もちろん発覚した不正は「氷山の一角」だとしても、全体を見れば不正が蔓延しているわけではないのに、極端な例に偏った報道がめだっています。


「対策は必要でも、深刻な状況ではない」という意見もあります。


マスコミなどのジャーナリズムは、ごく通常のありふれた例や圧倒的多数の例を取りあげても商売にならないので、徹底して「めだつ方の例」を扱います。



「不正だけ強調すれば、差別を助長し、受給者の自立を阻むことになりかねない」(自立生活サポートセンター・もやい、代表理事)というマイナス面も出てきます。


取り上げられていることがあたかも全体がそうであるかのような錯覚に陥ってしまうのが、片面思考。

読む方が、反対側はどうなのか、両面で考え判断すれば、表面的な印象で惑わされることがなくなります。


憶測や印象でなく、事実(数字)を把握すること。


情報に対しては、どちらが主流か両面思考で情勢判断をしたいものですね

ニュースを見ても、必要以上に憂いたりせず、やるべきことを見極められるように。


夢をかなえる過程でも、必要な思考習慣です。


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