劣悪な環境を思い通りに変える脳力。 | 藤崎ひろみのありがとうの扉

劣悪な環境を思い通りに変える脳力。

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ありがとうございます。お元氣さまです。


脳力開発の生みの親、故・城野宏先生の中国での監獄生活を書いております音譜

過去記事はこちらでどうぞ。


1.「出来ないと思うことを出来るようにする脳力開発」。

2.「氣分と脳力開発」。

3.「鬼才・脳力開発の生みの親、故・城野宏先生」。

4.「脳力開発の誕生ー極限状態の時どう思うか」。

5.「監獄生活は人間図鑑」。

6.「自分が変われば人生が変わる『脳力開発11ヶ条』」。

7.「監獄もチャンスに変える発想力」。


どんな過酷な状況や環境でも、今ある条件を活用して、

思い通りの状況・環境に変えてゆくのが本物のリーダー。


例えば監獄の強制労働で課せられたマッチ箱づくり。

ノルマは同房者の17人で一日5000個!!


不器用で手際の悪い者もいるし、

冬になれば寒さで手がかじかみ、作業がなかなかはかどらない。

でもノルマが達成できないと、所長から鉄拳が飛びますパンチ!


効率を上げるためにはどうすればいいか?


それまでの3段階の動作を2段合理化、1動作でつくるように工夫してみたら、

一氣に効率が3倍向上しました合格


また、食料事情が悪い監獄の食事を改善しようと、養鶏を試みますヒヨコ

所長の許可は得たものの、もちろん一切の援助はなし。


監獄中を歩き回って集めた、鉄くずや廃物を拾い集めてきて、

ハンマーやシャベルなどを作るのに一年叫び


「道具もないんじゃ無理だよ」と冷ややかに見えていた仲間達も、

城野宏先生が昼寝の時間も作業に没頭する姿に影響され、

一人二人と手伝いに加わるようになりました。


こうしてやっと2年目にして監獄の中庭に念願の鶏小屋が建ちますニコニコ


3年目からいよいよ鶏の飼育がスタート。

最初は3羽のメンドリから始め、コツコツ増やし3年で3000羽までいきました音譜


本物のリーダーは、執拗・執念です。


これには監獄の所長も感心、

「城野の努力はたいしたものだ。学ぶべきものがある。」と労働模範として表彰。


3000羽の養鶏は、監獄での食生活を豊かにしただけではありません。

余った卵を獄外に売り、得た現金で監獄内の環境を改善することもできましたラブラブ


また、「何ごともやればできる」


という実例が、囚人仲間にやる氣と勇氣を呼び起こしました。


真のリーダーの心得10ヶ条 第一条


「悪条件の中で、建設を推進出来る者が、真のリーダーである。

不足条件を整備していく“もと”を創ることこそ、変革の中心」


人生・仕事とは、条件づくりなんですよね。


良い条件でうまく行くのは、あたり前。

悪条件の中でこそ、リーダーの存在意義と実践が問われるのです。


あきらめずに、コツコツと手と口と足、目と耳と鼻を動かしていれば到達します。

ゴールをイメージしながら、創意工夫・行動している時って、ワクワクしますよね音譜


ありがとうございます。

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