監獄生活は人間図鑑。
ピンチをチャンスに変える、脳力開発の背景をお伝えしております。
脳力開発の創始者、故・城野宏先生は、捕虜として中国で15年間に渡る
監獄生活を送っていました。
監獄というところは、人間研究の場にはもってこいの場です。(私は経験がありませんが)
普段エラそうなことを言っている人間が、いざピンチになると、え~っ
普段見えなかった本性が露呈されてしまう場でもあるのです。
監獄の管理者の顔色ばかりをうかがい、何かとゴマをする者。
こういうタイプはたいがい神経衰弱になりました。
海千山千の当局の連中に合わせていると、振り回されて消耗してしまいます。
昔のこと、家族のことばかり考えて、嘆き悲しんでいる人も神経衰弱になりました
いくら考えてもどうにもならない。
過去は過去。
できないことはしない。できることだけをせよ。
これが脳力開発の基本です。
当局側に媚を売り、今まで仲間だと思っていた者が、平然と仲間のつるし上げをし、
後からこっそり寄ってきて
「あの場ではああするより仕方がなかったんですよ。勘弁してください」と言い訳をする
こういう人はその時は食事の量が多少増えても、早く帰国できるようになるわけでもなく、
当局にも見くびられて、信用をなくしただけ
帰国しても誰も寄りつかず、ひっそりと余生を送る末路をたどりました。
監獄の中で起きることはどこでも起きている、まさに人間社会の縮図ですね。
会社でも地域社会でも起こっている現象です。
相手が主人公ではなく、あなたが主人公です。
相手が人生の主人公になっていませんか?
どんな時でも自分の信念・戦略をもって、主体的に生きたいものです。
ありがとうございます。