HACCHI's SOAP 2011 summer ~熟成中~
ひぃーーーーーーーーーーー!!!!
昨日の記事に対するみなさんの反響がすさまじくて、
ただいま萎縮気味な☆はっち☆です
だってだって。
コメント数がみたこともない数にΣ(~∀~||;)
お料理記事でもないのに、昨日の『おうちゴハンランキング』が28位とか大変なことになってる(笑)
みなさんがそんなに旦那の女装に興味があったとは・・・(@ ̄Д ̄@;)え、ちがう?
恐ろしくなって記事を削除してしまおうかとか思ったとか思わなかったとか(笑)
あはは☆
とにかくです。
旦那の読者様にまで遊びにきていただいて、ありがとうございました。
お恥ずかしいものをおみせしましたが(笑)
これからもこんな楽しい記事を書いていけたらいいなぁと思う今日この頃でふ。
さてさて。
今日は久々に石鹸の紹介
をしようかと思います。
実は久しぶりなんですが、先月石鹸を仕込みまして。
コーヒー石鹸 以来かな??
それがそろそろ最低熟成期間を終えそうなのです。
7月14日に仕込んだので、8月半ばの完成予定です。
私が「石鹸を作るんです」と言うと、
みなさん決まって、
「どうやって作るの?何を材料に作るの?」
と興味深々に聞いてくださるので、
今回は製作過程の写真も撮ってみました
石鹸ブロガーさんの素敵石鹸をみていると、比べ物にはならないクオリティーの高さで、
私の石鹸製作過程など、少々恥ずかしいのですがね
まずは材料のご紹介。
材料の基本となるのは油です。
さまざまな油がありますが、油にはそれぞれ特性があり、
たとえば泡立ちを良くしてくれる油だったり、
石鹸の固さを出してくれる油だったり、
保湿効果の高い油だったり・・・
それらを組み合わせて自分の石鹸を作り出していくんです。
本当にたくさんの油の種類があって、身近なものでも作れちゃうんだからびっくりですよ。
きっとみなさんも驚くかなーと思いますが、
ごま油やラードなんかでも作れちゃうんです。
ごま油といっても、太白ごま油という透明な油で作るのが一般的ですけどね。
私が石鹸やその材料の油の効能を語るには、
まだまだ初心者すぎてわからないことのほうが多いんですけどね。
今回は一番オーソドックスな3つの油、
オリーブオイル
ココナツオイル
パームオイル
を使って作っています。
マルセイユ石鹸って聞いたことありますか?
マルセイユ石鹸は上質な石鹸の代名詞ですが、
オリーブオイルを72%配合したものなんです。
私の石鹸はこの値に限りなく近づくようにし、
そのほかの油の配合を変えてはいろいろな石鹸作りを楽しんでいます。
そして油に反応させて石鹸を作り出すために必要なのが、苛性ソーダです。
劇薬扱いなので、薬局で購入するには印鑑と氏名住所などの記載が必要になります。
取り扱いには充分に注意が必要な薬品になります。
ここでは詳しくは記載しませんが、興味のある方は調べてみてくださいね。
この苛性ソーダをまず精製水に溶かして反応させます。
すると一気に沸騰したお湯になるんです(笑)
やけどしたら大変なことになりますし、独特の臭気がするので危険なんですよ~。
その温度を下げてから、油に加えて更に反応させていくわけです。
これ真っ黒ですが、油です。
良く見ると緑がかっているでしょう?
オリーブオイルに緑茶粉末を漬け込んでおくとこんな風になります。
時間が経つほど色がつきますが、粉末だと割りと早めにできあがります。
油の品質を落とさないよう、保存には適切な管理が必要ですけどね。
上の緑茶オリーブオイルに、苛性ソーダ水を加えるとこんな色に変化しますよ。
これをひたすらかき混ぜて、反応を助けていくわけです。
最初の20分はとにかく休まず。
するとだんだんととろみがついてもったりとしてきます。
その後型入れできる状態になるまでは、使う油の種類によってさまざまで、
20分後にはもうもったりとしてくるものもあれば、半日~1日かかってしまうものもあります。
休み休みかきまぜながら、状態をみて型入れ時を見極めるのです。
ちょっとわかりにくいけど、こんな感じ。
基本的には、持ち上げて落としたときに線になって残るくらいの硬さ。
生クリーム泡立てるときとにてるよね(笑)
そしてここで、エッセンシャルオイルを加えて香り付けをします。
スキムミルクや色付けのクレイなんかを入れることもあります。
型に入れるとこんな感じ。
型入れして一晩寝かせた後の石鹸生地。
寝かせる間はバスタオルなんかに包んだり発泡スチロールのなかに入れたりして保温します。
すると型の中でも反応が続いていて、
温度も上昇し、ゆっくりゆっくり固まっていくのです。
型入れ時とぜんぜん色がちがうでしょう?
このあともまたどんどん色が変化していくのですよ。
楽しみですね。
ちなみに専門用語ですが、この生地はジェル化させています。
保温時の温度によって、できあがりの石鹸の色が変わります。
気になる方は調べてみてね。
そして型から取り出せる硬さになるまで1日~3日、焦らずに待たなくてはなりません。
うずうず。
そして取り出したての石鹸がこちら。
お気づきのように、今回は2層にしてみましたよ~
夏なので皮脂の汚れもしっかり落としてくれそうな緑茶石鹸です。
実はもうひとつ同時進行で作ってました。
夏はひまわりカラーが私の定番なんですよね。
昨年結婚式の際に作った石鹸の角を削ったものをとっておいたので、型の下に敷き詰めてみました。
結婚1周年記念といったところでしょうか(笑)
ひまわりカラーのサマーブレンド石鹸です。
切り分けて乾燥させます。
そしてこのまま最低1ヶ月間は熟成させるわけです。
こんな感じで☆HACCHI's SOAP 2011 summer☆は熟成中です。
このときとはずいぶん色も変化してきましたよ~
お肌に使える安全な石鹸が出来上がるよう、あとは祈るのみです。
近々また、仕上がり具合をupしたいと思いますのでお楽しみに~
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