ご無沙汰しちゃいました。ちょっと前まで季節の割りに暖かいな〜なんて思っていましたが、もうすっかり寒くなりましたね。今回は熱々を楽しめる、美味しいおつまみ小鍋を作ってみます。ミートボールのトマト煮込みは結構ポピュラーなメニューですが、スープも楽しめる小鍋にすることで、おつまみとしての肉団子と、肉団子の旨みが溶け込んだあったかスープの一度で2度美味しいメニューにしてみました。あまり失敗することのない美味しさは保障付きの料理です。ぜひトライしてみてください。

 

[愛妻家の一言]

本当に美味しいです。肉団子自体は軽い感じなので、いくつでも食べられそうです。ワインはもちろん、ビールでも酎ハイでもピッタリ。暖かくなって満足度の高い一品です。
 

〈お酒〉

◎赤ワイン ◎白ワイン ◎ビール ○酎ハイ ○洋酒やカクテルなど その他

 

■レシピ

材料(1〜2人前・肉団子10個程度) 

イタリア肉団子------------------

合挽き肉(牛・豚) 120g

玉ねぎ 1/6個(35g)

人参 20g

にんにく 1/4片

パン粉 10g

溶き卵 1/2個分

牛乳 大さじ1

パルミジャーノ 4g

塩・胡椒 少々

乾燥バジル 少々

オリーブオイル 少々

トマトスープ---------------------

玉ねぎ 25g

ベーコン(切り落としなどで可) 25g

にんにく 1/4片

水 100CC

ブイヨン、コンソメなど洋風スープの元 小袋の約半量程度

オリーブオイル 小さじ1.5杯

トマト水煮(今回はカットトマト使用) 大さじ3

とろけるチーズ(ピザ用など) 器の大きさに合わせて表面を覆えるくらいの分量で

塩・胡椒 少々

 

作り方

▷肉団子を作る

① 玉ねぎと人参、にんにくはできるだけ細かくみじん切りにする。(フードプロセッサーなどを使用してもいいです)

パルミジャーノはすりおろす。材料を全てボウルに入れ、よくこねる。

② 手に油をつけて、直径3センチ程度の大きさに丸める。

▷スープを作る

③ 玉ねぎは2ミリ程度の厚さでスライス、ベーコンは細切りに。にんにくはみじん切りに。

水はあらかじめ小鍋で温めて、スープの素を入れておく。

④ 鍋にオリーブオイルとにんにくのみじん切りを入れ、香りが出るまで熱する。

⑤ 玉ねぎとベーコンを入れ、玉ねぎがしんなり半透明になるまで炒める。

⑥ 他の鍋で作ったスープを注ぎ、一煮立ちさせる。

▷肉団子を投入

⑦ 肉団子を崩れないように⑥の鍋に入れ、トマトの水煮を入れて時々肉団子を回しながら、15分ほど煮る。

水分が少し蒸発しますが、そのまま足さずに。途中でアクが出るので、すくって取ってください。

最後に塩胡椒で味を整えてください。この後も熱を加え、チーズも入りますので、

ここではあまり濃い味付けにしないようにしてください。

 

⑧オーブンに入れられる耐熱の小鍋またはキャセロールに肉団子もスープも移し、

上から溶けるチーズを覆うようにかけてください。

⑨ 200度のオーブンでチーズにこげ色がつくまで熱してください。

(今回は余熱をした状態で、約6分30秒でした)

⑩ 熱々のまま(火傷しないようミトンなどを使って)テーブルへ!

 

追伸

一般的に、ハンバーグをはじめとする牛肉の入った引き肉団子は、ナツメグというのが定番ですが、今のひき肉は臭みなどあまりなく、好きな香りのハーブを入れていいと思います。今回は乾燥バジルですが、セージやオレガノなどもいいと思います。
スープとしては最低量の水分で、多めの肉団子を煮込むので、肉団子の肉の旨みがよくスープに出ますが、ある程度煮込むようにしてください。上記では15分煮ました。今回はおつまみに特化するために肉団子主体のシンプルな構成にしましたが、おかずとして食べるのなら、肉団子の他に好きな野菜などを入れてもいいかもしれません。