小栗旬、男気溢れる“生ゲンカ”に奮闘中!

小栗旬主演映画『クローズZERO』

4月18日6時30分配信 オリコン


小栗旬主演映画『クローズZERO』の撮影現場に潜入(オリコン)

俳優・小栗旬主演の映画『クローズZERO』(三池崇史監督/今秋公開予定)の関西ロケがこのほど、神戸市内で行われ撮影の合間を縫って小栗と三池監督がオリコンの単独インタビューに応じた。

『クローズZERO』撮影風景

 月刊少年チャンピオンの人気漫画として、現在も続編が連載中の原作を映画化した今作。“カラス”(CROW)と呼ばれる不良少年達が通う高校を舞台に、己を信じた道を突き進む彼らの青春群像劇は、ダウンタウンや湘南乃風など著名人からの支持も熱い。

 主人公・坊屋春道役の小栗はこの日、学校外のシーンを撮影する為神戸入り。阪神・淡路大震災で被災した神戸市長田区という色濃く残る“下町”で、共演するやべきょうすけらとケンカやナンパをする場面、商店街で買い物をするシーンを終日収録した(
収録の模様 )。

 小栗は「とにかく(三池)監督は“生”を大切にされている。男気溢れる役者さんも多いですね。台本の変更なども多いのが特徴的ですが、より自然なしゃべりで毎日笑わせてやろう!って気持ちで撮影に臨んでますね」。撮影直前まで出演していたTBS系ドラマ『花より男子2』のヒットもあり、この日も10代の女性ファン200人が囲み、撮影場所から待機場所までは“大名行列”状態に。「本当はそっとしておいて欲しいのですが(笑)、作品からは不屈の闘志や這い上がるパワーを伝えて行きたいですね」と語った。

 また、三上監督も「今の役者はイメージ先行で自分の演じたいものが出来なくて、不満を持ってる!ヘンな奴がそのまま役をやればいいと思うんです」と持論を展開。小栗以外にも山田孝之、黒木メイサ、岸谷五郎など「個性派の役者陣ばかり。テクニックなしに、躍動感を描いて、観客をドキドキさせる。Vシネマと今流行りの映画、これが今回どうコラボするのか、非常に楽しみですね!」とVシネ監督出身らしい、新たな可能性に期待を寄せていた

最終更新:4月18日6時30分