やっと6冊目の『諶容文集』を読み終わりました。今回読んだ長編小説の『夢中的河』にはがっかりさせられました。
- 長篇小説「夢中的河」:
- 党からの要請に基づき多くの作家が書いた環境保護小説のひとつ。ご本人は結構気合を入れて書いたようですが、テレビドラマ風の内容は陳腐で、創作手法に斬新さは全く見当たりませんでした。
- 中篇小説「人到中年」:
- 1980年代に中編小説コンクールでトップの成績で一等賞を受賞した作品。中年になってもヒラ医師扱いのまま献身的に大病院で働き、結果心臓病で倒れ重体となってしまう女性眼科医を描いています。
後残りは長編小説の『万年青』と『光明与黒暗』のみとなりました。
=========================
書 籍 名:『諶容文集』第1巻 長篇小説
作 者:諶容
出版社名:作家出版社
出 版 日:2019年9月 第1版
2019年9月 第1次印刷
自己評価:★★★★★
文 字 数:300千字/計68,585千字
=========================