こんにちは。原です。
このブログにアクセスして
頂き誠にありがとうございます。
今日はパスチーという
料理を作りました。
簡単に言うと
野菜のパイ包みです。
『パスチー エシャロットのソース』
パスチーとはイギリス発祥の
料理でパイ生地の中の
ブリゼという生地に主に野菜などを
入れ包んで焼いたものです。
鉱山で働く人達の手軽な
ランチとして登場したのが
最初だと言われています。
そこからヨーロッパ全域や
南米やアメリカなどに広がり
ポピュラーな家庭料理として
定着しました。
伝達された各地で様々な具
を入れ少しずつ形を変えながら
今に至っています。
今回は家にあった余り物野菜と
鶏肉にほうれん草の
ピュレを合わせムースにして
中に詰めました。
レシピ
ブリゼ
分量
薄力粉 500g
無塩バター 250g
全卵（M） 4個
塩 2g
1.バターを細かく切る。
1㎝～1.5㎝角くらい。
薄力粉はザルなどで振るう。
フードプロセッサーと全ての材料を
冷蔵庫に入れ冷やす。
2.しっかり冷えたら
薄力粉、塩、バターを
フードプロセッサーに入れて回す。
粉類とバターが均一に混ざり
粉々でまとまっていない
サラサラな状態にする。
粉状より少し粒が大きくなっている。
そこに全卵を3回に分け
フードプロセッサーで回す。
均一に混ざり粉々で
まとまっていない状態にする。
色が黄色っぽくなりさらに粒が大きくなる。
3.なるたけ練らないようにまとめる。
この分量だと2つに分けて
まとめた方が後で使いやすい。
1時間ほど冷蔵庫で休ませる。
保存する場合は
ラップに包み冷凍。
1～2日なら冷蔵。
冷凍したものは使う時
半日冷蔵庫に置いてから使う。
※今回僕は持っている
フードプロセッサーの
大きさの関係上材料を
4分割にして行程を4回繰り返し
まとめる前の状態を4個作りました。
最終的にまとめる時は2個にしました。
ムース
分量
鶏ササミ 150g
ほうれん草 適量
卵白 22g
生クリーム 100g
塩 適量
1.ササミをフードプロセッサーで回す。
しっかりペースト状になったら
ほうれん草を様子を
見ながら葉だけを入れまた回す。
ササミが緑色になる。
次に卵白をいれ回す。
しっかりと混ぜる。
2.ボールに生クリームと塩を入れ
混ぜ塩を溶かす。
先ほどのササミを
何回かに分けて入れる。
しっかりと合わせる。
ムースの完成。
パスチー
分量
ブリゼ 先ほど作った2つのうちの1つ
ムース 先ほど作ったもの全部
お好みの野菜 適量
（今回は軟白うど、こごみ、
インゲン、マッシュルーム、空豆）
ドリュール 適量
（卵黄を少量の水でのばし
塩を加えたもの）
1.野菜をそれぞれ別々に塩茹でにする。
火が入ったら
必ず氷水などで冷やす。
軟白うどだけは酢の入った氷水。
マッシュルームは
火を入れなくても良い。
その後皮を剥いたり
ヘタなどの余分な所を切り
食べやすい大きさにカットする。
水分を拭き取った野菜とムースを
さっくり混ぜる。
2.ブリゼをのす。マーブルなどの
ある程度の広さがあり
平らな台の上に打ち粉をして
ブリゼを野菜とムースを
覆いつくせる大きさにのす。
厚さ2～3㎜くらい
折り曲げて覆い尽くせるよう
ムースをすこし端にのせる。
その時ブリゼのくっつける接地面も
考えてのせる。
3.ブリゼの接地面になる場所に
ドリュールを塗る。
なるたけ中に空気が
入らないようにムースを
覆い接地面をしっかりくっつける。
余分なブリゼは切り落とす。
まとめてラップして保存。
また使える。
好みでブリゼの表面に
模様の切り込みなどを入れる。
全体にドリュールをたっぷり塗る。
冷蔵庫に入れドリュールをしめる。
しまったら取り出し
またドリュールをたっぷり塗る。
4.220℃のオーブンレンジで
15分入れ次に向きを入れ替えて
180℃に温度を変えて
20分を目安に焼く。
一人前にカットして終了。
ちょっと手の混んだ料理です。
ですが難しいことはやっていません。
あまり馴染みが無いだけでやれば
意外と簡単です。
欧米では普通に主婦が作れる
家庭料理です。
普段からパンなどを作る人は
やりやすい料理だと思います。
ソースに関してはお好みで
合わしてください。
簡単と言っても手の混んだ料理なので
ソースは市販のものでもいいと
思います。
どちらかというた淡泊な味わいなので
ソースはコクがあったり
濃厚なものだったり
少し主張するものがいいと思います。
もともとのパスチーは
ケチャップやグレイビーソースなどで
食べていたそうです。
グレイビーソースは
タルタルソースのいとこみたいな
感じのソースです。
これも簡単で美味しいので
いつか紹介します。
週に1度でも月に1度でも
手間暇かけて美味しいものを
作って食べる機会を
少しでも多くのかたに設けて
もらいたいと思っています。
そーすることで安全性などの
食への関心を今よりもっと
持ってもらえると思います。
簡易的ではなくまた化学的なものも
使わない食材の段階から
しっかりとした料理をして
本当の意味で豊かな生活を
してもらいたいです。
パスチーに興味を持った方が
いたらぜひ挑戦してみてください。