継いでのように、好きなフリをしていた、アイドルが居た。
プレゼントもファンレターもあげたが。
気がそがれた。
人間なら、ままあることだろう。
だが、圧日突然、
『あの子が嫌いになったので、やっぱりこの子が好き』
と言うのは、オタク業界では、御法度に近い、手酷い仕打ちらしい。
居間まで押してタコに対し。
『お前バカだろ。もう愛想が尽きた。バーカ！』
と、何の意味もなくやることになるらしいのだが。
知らずに、旦那ちゃんが推している子に、
ファンレターや、花束をあげてしまい、
お宅麻呂さんに、お叱りを受けた。
はっきり言って、
「しるかボケ！」
であり、
私の精神科医曰く。
「どうして好きでもないアイドルを
一緒になったりして、その話しをするんですか？」
答え。
ヤツが他の話しは一切しないので。
無言が重いから。
そんなわけで今回は、この週末に行く預手汚泥田イベントに、
その子に花束をあげようと思っていたのですが天テbン。
二人分に。
金使うなと、今日も言われたばかりなのに、出費10000円以上……。
子の事に対して、麻呂さんは何も言わない。
『いきなしオしか得たら可哀相でしょうか？！
他のグループならともかく！
あのコ達は基本手紙まわし読みなんだよ？！
楽屋狭いんだから？！
女の子同士でしょ？！
友達じゃなくて、仮にもライバルなんだよ？！』
「だから……それで潰れるようなら、それまでじゃないの？」
彼は、まるで僕を極悪人のように見ていましたが、
彼の方が酷いし。
僕はそれで、女子からはぶられたストレスも有り、夢を諦めざるを得なかった。
ぶっ倒れてから復帰した後の、女の子達の怖かったこと。
いざ辞めるとなったら、盛大に送別会してくれましたけど。
あのクソ野郎は、女の恐ろしさも、真の陰湿さも知らないらしい。
右手の人差し指の爪が、抗がん剤の副作用で剥がれかけてても、
何も言わないで洗い物したり、食事作る
（ヤツは結局風邪引いて、食べなかった）
ゴンベですから。
今思えば、甘やかしすぎたのかも知れませんね。
もう、アイドルのイベントも、プレゼントも、
ファンレターもよそう。
金の無駄遣いだ。
アイツのテンション妙に高い、嫌味な
アイドル話も、馬耳東風で意向。
阿呆らしい。
