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完全完備の施設でも、事件は起きる。
どうして、どうやって、だれが、なんのために。
藤堂比奈子ワールドに戻ってきました。
前作で大きな山を越えた感じで
ちょっとお休みしてました。ふぅ。
溶きなキチンと流れていて、
だれもが同じ状況に居続けられない。
藤堂比奈子自身も、その周辺も
変化していく。いいか悪いかは別として。
今作も1作品として完結しているものの
プロローグっぽい感じです。
間をあけずに次巻へ。
・・・加工肉がさらに苦手になりました('◇')ゞ
良き。
銀座という場所はなじみがまったくなくて
読んだり聞いたりテレビで見たりの印章しかないけれど
華やかなイメージはあるものの
「本物」がchに足をつけて営みを続けている街なんだろうなぁと。
そんな銀座で浮ついたところのない
誠実な文房具店が舞台の連作小説集。
どのお話も心地よく読めました。
読後感もとてもいい。
店主と幼なじみさんの関係は別にそのままでいいのでは・・・
まわりは心配もするだろうけど。
会話のなかで「ああっ」「ええっ¥の「っ」が気になって
そこだけが違和感。
「っ」がつくような語り口じゃないと思うんですが
どうなんでしょうねぇ。