昨日は、日清食品ホールディングスの株主懇親会へ出席するため横浜までちょこっとドライブ。

株主になってなかなか時間が取れず定時株主総会や懇親会へ出席ができませんでしたが、今回は何とか仕事をやりくりし、初参加!

会場は、パシフィコ横浜&横浜グランドインターコンチネンタルホテルと素晴らしいロケーション。

懇親会は、色々な日清食品グループの試食ができ、また安藤宏基代表取締役社長・CEOにも気軽に話ができ充実した半日となりました。

皆さまもご存じのとおり、日清食品は安藤百福氏が会社を興し、現在は安藤宏基社長が2代目(実際は長兄が一度短期間ではありますが社長になっていましたので3代目なのですが)として会社の舵取りをしています。

最近、大王製紙前会長が特別背任容疑で逮捕されたことにより、創業者一族の同族経営のイメージが大きくマイナスになってしまいました。

しかし創業者が中枢にいる同族経営の形態には、以下のような利点があるとも言われます。

後継者を育成しやすい。

トップの世代交代がスムーズにできる。

長期的な方針や計画がぐらつきにくく、株式が買収されてよそに経営権が奪われるリスクが低い。etc

このような利点を生かして、創業者・安藤百福氏が掲げた4つの創業者精神を今後も引継いでいってください。

「食足世平(食が足りてこそ世の中が平和になる。)」

「食創為世(世の中のために食を創造する)」

「美健賢食(美しく健康な身体は賢い食生活から)」

「食為聖職(食品に携わることは人の命にかかわる聖域であり天職である)」



微力ながら長期ホールドしていきたいと思います。


日清食品の強さの秘密がわかる本です。

カップヌードルをぶっつぶせ!―創業者を激怒させた二代目社長のマーケティング流儀 (中公文庫)/安藤 宏基

¥580
Amazon.co.jp



昨夜、NHKPM7:30より放送した「嵐の明日に架ける旅」を視聴。

嵐の五人が全国各地を訪れ日本の未来を担う人々を紹介するという番組。

その中で、松本潤さんが埼玉県川口市の従業員10人ほどの町工場を紹介。

株式会社渓水という板金工場で、現在 AERO CONSEPT のブランド名で金属製かばんや小物を製造し、世界各国のセレブの御用達となっているそうです。



FP(ファイナンシャルプランナー)の知恵袋-エアロ



しかしこの会社、世界に注目されるまでどん底を経験。

倒産の憂き目にあいましたが、お得意先からは「先代にはだいぶ助けられたから」と援助、長く働いている従業員からは「社長、何とかなりますよ」と励まされながら、人とのつながりで素晴らしい会社に成長しています。


以前、前楽天の野村監督が

 「金を残すのは三流、名を残すのは二流、人を残すのは一流。」

という言葉を残しています。


 まさに、株式会社渓水の先代は一流なのではないでしょうか。

 会社を世界的に有名にした社長(息子)はもちろんのこと、従業員、お得意先を残していきました。


一方、大王製紙の前会長・井川意高容疑者の親は一流にはなれなかったようですね...。



株式会社渓水のHP

  ↓

http://www.seimitu.com/index.html





AERO CONSEPT のHP

  ↓

http://www.aeroconcept.co.jp/products/index.html







日経平均株価  8,314円74銭

円・ドル      76円98銭~99銭

円・ユーロ    104円12銭~16銭

NYダウ      1万1538.42ドル

長期金利     0.965%

ドバイ原油    107.85~107.95ドル

(11月22日ワールドマーケットより)


欧州の信用不安による株安・円高。


長期分散投資していますから、平気、平気...?


やはり心配になってきますよ。


現在、国内債券・株式、先進国債券・株式、新興国債券・株式にコツコツとインデックス投信の積立てをしているのですが、こう市場が悪化していては、あまりマーケットも見たくなくなります。

やはり金などのコモディティー(商品)もポートフォリオに入れなくてはいけないのですか?


敗者のゲーム(新版) なぜ資産運用に勝てないのか/チャールズ・エリス
¥1,680
Amazon.co.jp

「敗者のゲーム」で世界的に著名な投資コンサルタント、チャールズ・エルス氏は、資源価格が上昇基調にある中、個人はコモディティーを投資対象にいれるべきですか?の問いに



「いらない。コモディティー投資は何かを生み出すわけではなく、投機だ。

短期に大きな価格変動をもたらしやすい。

資源関連の銘柄を含む世界全体の株式に投資しておくことで、ある程度のヘッジができる。」

と申しておりました。


「コストが低いインデックス(指数連動型)投信を使い、きちんと運用目標を定め、みだりに動かないことが大切だ。」

とあいかわらずブレないお言葉です。