よりぬき銀魂さんオンシアター2Dレポ | 独り言。時々暴走。

よりぬき銀魂さんオンシアター2Dレポ

8月26日に行われた、よりぬき銀魂さんオンシアター2Dのレポです。
記憶力がよろしくない人間なので事実と多少の誤差があるかもしれません。ご容赦ください。


トーク会場となったあの映画館の席は先行一般共に外れたため、地元でのライブビューイングに参加しました。

25日の就寝時からワクワクしていた平野は、夜中に何度も目が覚めるという遠足前の子どものようなことをしながら当日を迎えました。

本当は朝一番に映画館行ってグッズを買い漁り、る.ろ.剣でも観て時間潰そうと計画していたのですが、家族に冷たい目で見られたので止めました。

それでも14時には会場に到着し、グッズ販売スペースへ直行しました。


……あれ?

リーフレットと根付けしかない。


皆気合い入りすぎだろ、と思いつつ、それらを1つずつ購入しました。


映画館の近くに平野的オアシス、B●●K 〇FFがあるので、そこで時間を潰していました。半額セールをやっていたので買いたいものを見繕っていたら万単位になって、ゾッとして購入を放棄したことは内緒です。(←ここの店舗で毎回やっている不審な行動です。)


真選組動乱篇が始まる時間になったので映画館へ戻り入場。もぎりのお兄さんから来場者特典の2Dメガネなるものを貰いました。

紙製の、レンズ無し黒縁メガネです。左の弦の根元部分(レンズフレームと弦のつなぎ目側。メガネ掛けた時に顔の横にくる部分)に、アニメのサブタイの筆致で真選組動乱篇とありその下に日付も入っているものです。

前から2列目のスクリーンに向かって左側で、頭を動かさないで見えるのがスクリーン中央辺りまで、という席でした。

続々と入ってくる、大きなお友達の皆さん←
ここ雨風呂では結構若い子が多くて、少し気後れしている平野ですが、同年代か少し上くらいの人が多く見られた映画館では安心して過ごせました。

ライブビューイング会場なので、上映開始まで本会場の様子がスクリーンに映っていました。
本会場はこちら側より若干平均年齢が若い気がしました。何故だろう。帰宅後すぐ書いた覚え書きにそう書いています。

上映開始のブザーが鳴ると、中継が切れ普通の画面に。この段階で平野は一人ワクワクしていました。


万事屋のデスク前、糖分の額を背にした志村氏坂田氏神楽氏が映し出されて。

ゲームの宣伝。

立体的になり妙にユラユラ動いている彼らの、グダグダトークに安心感を覚えて少しウルッとなっていたことは内緒です。
いつもと違って自分たちが「ヌルヌル」していると神楽ちゃんに気付いて貰えた時の、嬉しそうに頬を染める志村氏に思いっきり悶えたなんて、誰にも言えません←

大画面の破壊力をナメてたなと反省した平野。本編が始まる前に気付いて良かったなと思いました、作文ん。


次に、教えて!銀八先生!とタイトルコールが。
上映中の注意事項を、銀八先生が読み上げるという趣向が凝らされていました。
スタッフ、力入っているなぁと思いながら撮影・録音禁止などの他の映画と同じ注意を半分くらい聞き流していると。

「周りのお客さんに迷惑をかけない」うん、そうだね
「前の席蹴ったり」あれホント迷惑だよね

「タオル振り回したり」……??

あんぱん投げたりしない」オチここか!

場内大爆笑。

「以上守れない奴は廊下に立ってなさい」
と銀魂らしくシメられました。

と思ったら。

「※お好みで2Dメガネをご使用ください」
の字幕。

そして、「気合いで3D」と書かれた看板を持ったエリザベスが、ピョコンと画面右下に登場。

ここでも笑いがおきました。銀魂らしい遊び心ある演出だなと思いました。

そして、本編が始まります。

本編の感想はサラッといきたいと思います。

何よりも衝撃的だったのは、記憶の中の篠原氏とスクリーンに登場した彼との差でした。

あれっ……篠原君いかつくね……?

彼を見た瞬間その思いが頭の中をグルグルと渦巻いて、気づいたら山崎氏が追っ手から逃げるシーンになっていました←呆然としすぎ


原作読んでいた時の印象か、はたまた鴨アンソロの読み過ぎかは定かではないですが、平野の中の彼はもう少し華奢で、雰囲気的にも体格的にも山崎氏寄りのイメージでいたので、「あれ?アニメ版の彼こんなだったっけ?」と混乱してしまったようです。

原作本が手元にある方、平野に正しい篠原君の姿を教えてください←



土方氏の臀部は、記憶に相違ない弾力があって安心しました。

[これが4D(U/S/Jのアトラクションでお馴染みの、映像が自分の眼前まで飛び出しているように見える効果)仕様になっていたら、確実に手を伸ばしていたと思います。同志の方求む←]

そんな彼へ、坂田氏によるケツボッコが始まるとあちらこちらからあがる忍び笑い。やっぱり皆同じこと考えているんだなぁと安心できました作文ん。



話の流れとかわかっているのに、泣けるものは泣けるんですよね。
笑いの波はちょいちょいフライング気味にやって来ていましたがね。

近藤氏が土方氏の腹の上で立ち止まって話し出した時とか、葬儀会場となった屯所が映った時とか、会場内からも小さな笑い声が聞こえてきました。

そんなこんなで、本編終了。

お待ちかねのキャストトーク!

の前に、銀魂恒例のBGオンリー画面に。

完全に寛いでいる坂田氏と神楽氏に、ツッコミを飛ばす志村氏という、いつも通りのグダグダトークが、こちらの肩の力を抜いていきます。

皆黒.子のバ.ス.ケに夢中ネとか私る.ろ.う.に剣.心観てくるアルとか、他作品の話をぶち込んで笑いを誘うのが、銀魂クオリティ。
このグダグダをどこで止めて3次元へバトンタッチするのかなと思っていたら。
「そろそろやるか」と言って、「杉田ァ」、「くぎみー」、「リアル新八」とそれぞれが中の人に呼びかけてバトンタッチしました。

画面が中継映像に切り替わり、大きな拍手の中、上手(スクリーン向かって右)側から、阪口さん、杉田さん、釘宮さんの順に入ってきました。

3人とも、真選組動乱篇のTシャツと2Dメガネを着用していました。

釘宮さんの手には、進行台本とマイクの他に、映画館で買えるポップコーンが。たしかに先ほどのBGオンリーの場面で志村氏に向かって「コーラとポップコーン切れたから買ってこいヨ」といっていましたけれど。あの山盛りサイズを、トークをしながらポリポリ食べるのは難しいだろうなと思いました。
案の定、進行台本開くにもポップコーン一口食べるのにも苦労していて、すぐにポップコーンをスタッフさんに預けていました。


3人とも太縁メガネ似合っているなぁと思っていたのに。

よくよく見たら杉田さん上下逆さまに掛けているし。
釘宮さんはメガネ外してしまうし。

結局最後まで掛けていたのは阪口さんだけでした。


メガネ談義を繰り広げる3人。

これレンズ無しの伊達メガネだよねという話から、櫻井さんのメガネと同じだという杉田さん、櫻井くん銀魂出てないからねとつっこむ阪口さん。とか。

上手く掛けてられないやとメガネを外してしまった釘宮さんが、杉田さんに何で逆さまに掛けてられるのとこみ上げる笑いをそのままに尋ね、顔の脂とかでひっついてんだよという返しに会場からも笑いがおきたり。とか。

メガネを手で持て余し始めた2人に、ちゃんと持ち帰れよとクギをさした阪口さんが、会場に向けても、「皆、メガネ捨てて帰らないでね、スタッフが悲しむから。捨てるなら家に帰って処分してください」と捨てられること前提で話をしていたり。とか。

BGオンリーの延長線上にあるかのような、そんな雰囲気のトークがずっと続いていました。


ここで、「ビデオレターが届いてます」とのことで画面が切り替わり……。


笑顔なお兄さんのどアップが。

刹那、黄色くも小さな悲鳴があちこちからあがりました。まあ、わかる人はわかるんでしょうね。

平野は一瞬遅れて、あぁ鈴村さんだと認識しました。

鈴村さんが後退し席に就いたところで、真選組4人の中の人々が出席していることが見てとれました。

画面左側から、沖田氏、近藤氏、土方氏、山崎氏の順に座っていました。ここでも皆さん2DメガネとTシャツ着用でした。

左から順に、自己紹介。

中井しゃんが挨拶した後、カメラが右へ移動して太田さんが映る……と思ったら、2Dメガネをかけたあんぱんがどアップで映った時には思わず噴き出しました。

自己紹介の後はいくつかの質問に答える形で進んでいきました。

最後に、真選組動乱篇で一番格好良いのは誰だった?という問いがきて。

当然のことながら、皆さん自分の役を推すわけで。

沖田でしょ、そこは山崎でしょ、いやいや土方でしょ、やっぱり近藤でしょ、と言い合い、ワイワイやっているうちに映像が終わり会場のカメラへ再び戻された感じでした。

平野の居た会場だけかもしれませんが、最後の言い合いの中で中井さん鈴村さんが「何言うてんねん」と関西弁を使いだした途端、方々に小さな悲鳴をあげ悶えだす気配が出たのが印象的でした。

標準語で喋っていた人がいきなり訛ると萌えるんですよねわかります。と思いながらも、その一員になることはかろうじて踏みとどまった平野でありました。

ビデオレターが終わって壇上に戻ってきた杉田さんが、「真選組が来た方が良かったんじゃ」と言っていたところをみると、本会場の方も平野の居たところと似たような反応があがっていたのかもしれませんがね。
その場に本人が居ないからこそキャアキャア言えるということもありますよ、と心の中で杉田さんを励ましておりました。

すると、空から坂田氏の声が。
時間ねーんだからちゃっちゃとやれよという感じでした。
それを受けて、阪口さんの音頭で「どーぞ!」と御三方揃って合図を出すと、ゲーム発売とアニメ再開の告知がスクリーンに。アニメ再開告知に、会場には「オォー」というどよめきと拍手が湧き起こりました。

再び本会場のカメラへ切り替わり、これについてのトーク。

ゲームの声撮りをやっていた時のエピソードとして釘宮さんが、ゲーム本編の声撮りは一人でやっていて調子が掴めないことがあった、予告の収録で3人揃った時に『あぁ、3人揃わないと万事屋じゃないんだ』と実感した、という話をされていました。

アニメ再開については、杉田さんが、どれが終了になるのかわかりますよね的な話をしたり、某・銀魂が入る枠で現在放送中の作品の監督が「(銀魂に)何か仕掛けようか」とボソッと言っていたとか言ったりしていました。どれもみなまで言うことなく阪口さんに止められていましたが。

またコラボとかやったら面白いのにななどと思って聞いていた平野でした。

この後、お三方は帰って行き……。

再びスクリーンに字幕が。
映画を来年やりますよ、の告知に、再びどよめきと拍手が湧き、終わりとなりました。

出口を出て、時刻を確認すると、かぶき町四天王篇の上映まで30分ほどあったので、平野はグッズ売り場でる,ろ,剣のグッズを買って帰るか否かについて真剣に悩んでいました。

そんなことをして時間を潰し、再び劇場へ。

もぎりのお兄さんから、2Dメガネかぶき町四天王篇バージョン(真選組動乱篇[以下:前回]の文字は下地が赤だったのが青に変わっていました)を受け取り、中へ。

今度は前回より2列ほど後方の、スクリーン向かって左端でした。

ゲームの告知、映画鑑賞中の諸注意は前回と同じ……ように思えましたが、『お好みで2Dメガネを…』の字幕の後に飛び出してくるエリザベスの持つ看板の文字が、『コレ意味あんの?』に変わっていました。勿論、場内は湧きました。
このエリー、どこかで見たなぁと思っていたら、入場時に渡された2Dメガネの、タイトルと対を成す位置にいるエリザベスと同じ台詞になっている、という事に帰宅後に気付いた平野でありました。

そんなこんなで本編に入りまして。

ただただ、志村氏に萌えていました。


ケーキ屋での平子に対する言動に心拍数を上げてみたり。

私のケーキ摘み食いされたら、愛チョリスの大会で貴方がお茶を飲もうとした時のように、思いっきり挙動不審になりながらフォークを口に運びますから。返品なんてもってのほかです。
世界中の女がアンチ新八派に回ったら、私が貴方をもらい受けますからご安心を!!などと、心の中で叫んでいました。





平子を伸した時の彼が格好良すぎました。

構えに入った時に発した台詞も、ひたと前を見据える視線も、もう格好良いの一言に尽きます。



彼の魅力は、まっすぐな所だと思います。

坂田氏に向かって「僕らがアンタを守るから!!」と叫んだ辺りはもう、前が見えなくなりました。





かぶきキャッツとなって、彼がてる彦君救出に登場した時は、周りが爆笑しているなか一人身悶えていました。




とまあ、とにかく、悶えていました。






真選組動乱篇とかぶき町四天王篇を観たことで、思ったことがあります。



ここで、少し真面目に語りますが…。



銀魂の長編の根底に流れるものってやっぱり同じだな、と思ったのです。



悪役っぽい人が出てきて、主要メンバーが窮地に立たされて、最終的には悪役っぽい人を倒す。

その筋書きだけでも十分楽しめますが…。

その悪役っぽい人を悪役のまま本編の世界から退場させずに、長年縛られていた思いなどから解き放ってあげてから、というところが銀魂の特徴だと平野は思っています。



今回、続けて観たことによってこの思いが強くなったのです。



伊東氏も平子も、周りから認められたいという思いが成就する形で終わってよかったなと思いました。

高杉氏などの、坂田氏と今後相対することになるであろう人達にも、救済される時が来れば良いなと思ったりもしました。





では、レポに戻ります。



本編が終わった後、BGオンリー画面に。

現実世界と時間軸をリンクさせたかのように、画面の中が夜になっていて、スタッフ仕事が細かいなぁなんて思いました。



前回同様のグダグダしたトークに笑いながら、平野はお花畑のシーンで流れ出た涙を拭いていました。



「どーせ皆晩御飯のことしか頭にねーよ」という坂田氏に、心の中で、そんなことないよと返していました。

(グッツ売り場でスナック買って夕飯にするつもりだったので、実はハラペコでしたがね。)



「吉.野.家行ってきていい?」とか色々やった後に、前回同様のバトンタッチがあり、トーク会場にお3方が登場。




前回と何かが違う、と思っていたら。



皆さん四天王篇の赤Tシャツに着替えていました。

そして今回は阪口さんしか進行台本をもっていないという状態で…


杉田さんが、胸元に2Dメガネを貼っていて、笑ってしまいました。



で。



釘宮さんに、間違い探しをさせるお2人。



釘宮さんは、杉田さんの解りやすい間違いを即座に指摘し、スタッフさんに両面借りて準備してたもんと明かしていました。



もうひとつの間違いの答えは、阪口さんのメガネonメガネでした。

2Dメガネは重ねていても全く違和感なかったです。



そして、ビデオレターへ。



くじらさんが出るかなと思いながらスクリーンへ切り替わるのを待っていると。



何故か真選組の皆さんが。


途端に場内から悲鳴が上がりました。


彼ら出演していないのにどうやって話していくのだろうと思っていたら。



お登勢さん役のくじらさんが出てきて、彼らを退かしていきました。



その後、次郎長役の菅生さん、平子役の野中さんが登場。


この3人が、本当の親子のように見えました。




菅生さんの素晴らしく良い声に聞き惚れていた平野。ダンディなオジサマって、イイですよね。


あの話は親子の絆が良いんだよねというトークを聞きながら、菅生さんの発言にいちいち頷いていた平野でありました。




ビデオレターが終わり、会場にカメラが切り替わり、前回同様にゲームとアニメの告知が行われました。



最後に、お3方が会場に向けてのメッセージを順に言っていきました。その中で、杉田さんの言葉が印象的でした。




「だいたいの作品は、アニメをやって、その間にゲームを発売して終わっちゃうんですけど…。銀魂はアニメが終了してもアトラクションとコラボしたり、またゲーム発売したり。いろんな選択肢で銀魂を楽しめるというのは、すごい素敵なことだなぁと思います」



まったく、その通りだなと思いました。


5年10年と長く放送を続けることは、非常に難しいことです。

一旦終了して、原作のストックを貯めてまた戻ってくるというのが、一般的です。

しかし、間隔をあけながら2期、3期とやっていく作品でも、新シリーズが始まるまで何もやってくれないものが多いのも、事実です。


銀魂はその充電期間にも色々なものを発売してくれて、桜祭りや映画などイベントもやってくれて。本当に良い作品だなと思いました。





長くなりましたが、以上でレポは終わりです。

ここまでお付き合いくださいましてありがとうございました。