思わずニヤリ。 | 独り言。時々暴走。

思わずニヤリ。

有栖川有栖せんせいの「ダリの繭」を読んで、アリス・火村コンビに悶絶していたここ数日。

電車内で座って、めっちゃ幸せな顔で本を読んでいた。


基本的に、ヒムラー(火村氏の一挙手一投足に悶絶する人種)なので、火村氏の言動で悶絶し幸せをかみしめていたのだけれど・・・。


一か所、平野の脳内列車の暴走が止まらなそうな記述が目に飛び込んできた瞬間、パタンと本を閉じて電車内で読むのをやめた所がある。




(一部抜粋)

翌朝、八時過ぎに火村に起こされた。

瞼をこすりながらダイニングに出てみると、何と、トーストとスクランブルエッグの朝食の支度が出来ており、コーヒーの香りが漂っている。それを見て、瞬時に目が覚めた。

「ああ、眠気がふっ飛んだ。まるで新婚家庭の朝の食卓やな」

「俺もそう思う。テーブルに皿を並べながら新妻になったような気がした」

火村はまだ剃っていない髭をぼりぼり掻きながらいった。

「おい、世間の誤解を招くようなことを言うな」と一喝して席に着く。

(了)


火村さぁぁぁん!!
私の胸に弾丸撃ち込むのやめてください!

何ですか、このサービス精神旺盛な感じは?!!



ガッツリ平野の妄想招いちゃいましたからぁぁ!!


アリス、いい嫁さんもらったなぁ。なんて、思わずニヤリとしてしまった、移動時間中の読書タイムであった。